月別: 2017年11月

2017/11/30
口内炎

歯の豆知識

 

口内炎

川崎市川崎区 小島新田駅前のパール歯科医院 院長の藤田です。

 

口内炎とは

口腔内の粘膜や舌表面の粘膜に生じる炎症のことです。不快な痛みが伴いますお口の中のあの嫌な痛みの口内炎についてどこまでご存知ですか?

口腔内には多くの細菌が存在しますが、ストレスや風邪などによって体内の抵抗力・免疫力が下がった時に、それらの細菌が増殖して粘膜表面で炎症を引き起こすことがあります。つまり、口内炎ができるということは、何らかの理由で体が弱っているということです。体を弱めている原因を取り除くことで、ほとんどの口内炎は回復します。また、誤って噛んだり強く歯ブラシで磨いたりして口腔粘膜を傷つけた場合も、細菌やウイルスが感染して口内炎になることがあります。この場合は、歯磨きなどで口腔内を清潔に保つことで口内炎の炎症は治まっていきます。

口内炎ができる原因には、口腔内に原因があるものと体調の異常が原因となっているものがあるのです。

それらは睡眠不足などによる体調不良に伴う抵抗力の低下

偏った食生活によるビタミンやミネラルなどの摂取不足に伴う口腔粘膜の抵抗力の低下

風邪などの病気にかかることによる、体内の免疫力の低下などが原因とも言われております。

そしてその口内炎の症状とは、炎症部の痛みや出血、食事中にしみる、口臭が発生するなどがあります。特に、炎症部に何かが当たる時に感じる痛みは厄介です。口内炎による痛みは、快適な食生活に支障が生じてしまうのです。また、口内炎のできる場所によっても、その症状は変化します。食べ物や歯が当たりやすい場所に口内炎ができた場合は、食べたり喋ったりしただけで痛みを伴います。また喉の近くにできた場合は、食べ物を飲み込む時に痛みを伴います。つまり、口内炎は食事や会話する時などに大きな障害になってしまうのです。

ほとんどの口内炎は、特別な治療をしなくても1~2週間で自然に治癒してゆいきます。この時に大切なことは、自分の体調を管理して自然治癒力を向上させることと、口内炎は口の中の細菌が原因となっているためお口の中を清潔に保つということです。もし、自然に治ることがなく口内炎が悪化した場合は、市販の薬を利用するか、歯科医院に相談してみましょう。市販の薬には、塗り薬や貼り薬、内服薬などがあります。塗り薬と貼り薬は、炎症部に直接作用して痛みを取り除いたり細菌を退治したりします。内服薬は主にビタミンを含んでおり、それによって口腔粘膜の抵抗力を高めて、口内炎を治療します。また、歯科医院では口内炎の原因が虫歯や歯周病にあるとわかった場合、薬物療法と共に虫歯や歯周病の治療を行います。

口内炎の予防は、常にお口の中を清潔に保つということです。それにより、原因となる細菌やウイルスの数を減らすことができます。たとえ口腔粘膜を傷つけても感染する細菌やウイルスがいなければ、口内炎ができることはほとんどありません。お口の中を清潔に保つ方法としては、歯磨きを食後にしっかりと行うことが最も重要です。ストレスや睡眠不足などによる体調不良が口内炎の原因となっている場合は、しっかり睡眠をとって規則正しい生活を送るということです。このようにすることで、体内の抵抗力・免疫力を高めることができ、口内炎ができにくいお口の中の環境を作ることができます。口内炎予防にはこれらの他に、タバコやアルコールを控えるということもあります。タバコを吸ったりアルコールを飲んだりすると、体内のビタミンが奪われるので、その結果として口腔粘膜の抵抗力が低下して口内炎ができやすいお口の環境になってしまいます。特に喫煙をする人は、タバコの中の成分が毛細血管を収縮させ口内炎の治癒を遅らせます。タバコは、口内炎のみなならず、歯周炎も増悪させる事が学術的にもはっきりしています。

以上の点を踏まえ、健やかな毎日を過ごすためにかかりつけの歯科医院で定期的にメンテンナンスにいかれてみてはいかがでしょうか?

2017/11/23
虫歯の再発

歯の豆知識

 

虫歯の再発

 

川崎市川崎区 小島新田駅前のパール歯科医院 院長の藤田です。

今回は虫歯についてのお話しです。虫歯の治療をしたのに、虫歯がまたできてしまった、詰めたものが取れてしまった、被せていたものが割れてしまった・・・こんな話を耳にしたことがある、または実際に経験をお持ちの方いらっしゃることでしょうか?                                            何度も歯の治療をするということは、どうしても歯を削る必要がでてきます。つまり歯が無くなるまでの期間、寿命が短くなってしまうのです。

では、何度も治療した歯が悪くなる原因はなんでしょうか?

1.歯磨きがうまくできていない

2. 詰め物や被せ物が歯にぴったり合っていない

詰め物や被せ物が歯にぴったりと合っていないと、隙間や引っ掛かりができます。これは、目で見て確認できないくらい小さくても、虫歯菌が入り込んでしまい、虫歯の原因になるといわれています。      詰め物は歯を削って詰め物を入れます。数年後詰め物がきちんと合っていないために虫歯になってとれてしまうことがあります。そうするとまた歯科医院に行き、歯をけずりまた詰め物を詰める。それが何度も繰り返されるうちに歯の削られる部分が多くなってしまいやがて神経を処置せざる得なくなります。さらには神経をとると歯は、よく「枯れ木」に例えられますが、枯れ木は一見丈夫そうにみえますが、中は栄養が行き届いていないのでもろくなっています。 生きている歯の神経は常に歯の硬さや再生を支配しています。歯の神経が死んでしまうという事は、そそれに似た状態になります。従って弱くなり、割れやすくなります。 暫く神経を処置した歯をそのままの状態で使っていると、もろくなってきます。人間の噛む力は自分の体重と同じくらいといわれているので、今度は歯にヒビが入って来ます。 歯にヒビがはいると大変です。場合により歯を抜かざる得なくなることもあります。 これが歯の寿命が短くなる原因ともいわれています。                                                             では、どのようにすれば歯磨きが十分に出来るようになるのでしょうか?                                    歯科医院で教えてもらうのが一番です。 正しい歯の磨き方というのは、実際は人それぞれなのです。人によって歯並び、歯の生え方、形、大きさは様々です。ですから、自分にとって正しい磨き方はオリジナルなのです。どうすれば、そのベストな磨き方を身につけるかは、歯磨きの専門家に習うのが一番の近道です。 1度習ってしまえば、あとは勉強と同じで応用です。具体的には、習った事を何回も復習する。復習を続けていけば、自ずと身についていきます。これがきちんとした歯磨きが出来るようになるための近道です。                           そのためにもかかりつけの歯科医院などで定期的なメンテナンスをしてもらうことが、歯の寿命を長くして健康に保つ秘訣になってくるのです。

 

2017/11/17
歯と認知症の関係

歯の豆知識

歯と認知症の関係

 

みなさんは「認知症」という病気をご存知だと思います。認知症と歯には関係性があることをご存知でしたでしょうか?

認知症は年齢を重ねるにつれて脳の働きが不活発になり、脳の細胞が死んでしまう病気です。認知症は70歳以上の御高齢者方の中で2番目に多い障害疾患と言われています。

 

認知症と歯科の関連性とは、いったい何でしょうか?

 

実は歯がない人は認知症になる確率が2倍近くにもなるといわれています。

人間は物を食べるときに脳を刺激します。そのため、歯がなかったり、残っている歯が少なかったりすると学習能力や記憶をつかさどる大脳皮質などが刺激されなくなり、脳が活性化しなくかるといわれています。

また、歯が抜けると噛めないだけでなく歯根膜もなくなり、もちろん脳への刺激は伝わらなくなります。また、歯があってもあまり噛むことを意識しないで食べていると、脳への刺激が少なくなってしまいます。このことから、脳を活性化するには意識して噛む事が重要だと言えるでしょう。

このように歯は物を噛むだけではなく、脳への刺激を与える働きもあるのです。脳に良い影響を与えるためにもなるべく噛むことにも意識をして食事をすることをお勧めします。

では、今歯がない人はどうしたらよいのでしょうか?                      その場合は、入れ歯をいれたり、インプラント治療などできちんと噛めるようになることが認知症などへのリスクをさげるのです。しかし、ただ入れ歯を入れるだけでは不十分です。ある病院で行われた調査では、入れ歯が合っていない人全てが認知症だったとの報告があります。どちらを選択する場合も、自分に合った物を作るようにしましょう。そして自分に合った入れ歯やインプラントを使用し、正しく噛む事が重要なのです。

また最近では、歯周病が認知症の原因であるという指摘が増えてきている報告があります。歯周病で歯を早くに失うことは認知症のリスクを高めることにつながります。それどころか歯周病は、糖尿病や脳梗塞などといった全身の病気にかかわります。このように歯はお口の中だけでなく全身と関係しています。かかりつけの歯科医院で定期的に歯のメンテナンスなど、しっかりと口腔ケアを行って人生をよりよいものにしてみてはいかがでしょうか?

2017/11/05
歯石

歯の豆知識

 

歯石

 

 

歯の表面によくつく歯石、皆さんはどの程度理解をしていますか?

歯石とは、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が石灰化したものです。唾液にはカルシウムイオンが含まれており、これは歯の表面を再石灰化する役割がありますが、歯の磨き方が不十分で歯の表面にプラークが付着したままになっていると、唾液に含まれるカルシウムイオンによってプラークが石灰化してしまい歯石になります。

歯石は汚れの塊なのです。そのため歯石はすぐにでも除去するべきなのですが、歯ブラシでは固くて取れません。歯科医院で除去してもらう必要があります。

 

歯垢と同様、歯石には「歯肉縁上歯石」と歯周病の進行とともにできる「歯肉縁下歯石」の2種類に分類されます。 歯肉縁上歯石は乳白色~黄色をしていて、歯根(歯肉に近い方)から蓄積されていきます。

下の前歯の裏側の近くには唾液の出口である唾液腺は、特に歯石が形成されやすい場所になります。歯科医院でのクリーニング直後などではない限り、この部分の歯石が全くないという方はほとんどいないでしょう。 歯肉縁下歯石は、歯肉ポケットから分泌される血液混じりの滲出液(しんしゅつえき)から生成されるため、茶色や黒色をしています。歯根部分に多く付着するため、歯周病でグラグラになった歯を抜いてみると、歯根が歯石だらけだったということも少なくありません。 また、歯周病の進行は加速されます。

 

では、歯石が付かないようにするためにどうすればよいでしょうか?

 

歯垢が歯石に変化するまでの期間は、清掃の状況によって違います。普段からしっかりとプラークコントロールができている方はあまり歯石は形成されません。プラークコントロールがうまくできていない方は歯垢が放置されてから早期に歯石が形成されると言われています。まずは歯垢の段階から除去するように心がけましょう。歯ブラシに加え、歯と歯の間の掃除も並行して行うことが重要になります。 しかし、歯石の表面は細かい穴が開いており、ブラッシングで歯石を完全に除去することは出来ません。いくらブラッシングを頑張っても、歯石を完全に取り除くことは非常に困難であり、結局は歯石そのものの除去が必要となります。そこで、歯科医院で専用の道具を使用して、定期的に歯石の除去を行うことをおすすめします。

現在、中高年のおよそ8割が歯周病を抱えていると言われております。歯周病や虫歯などなく、治療する必要がない方でも、歯垢や歯石が溜まっているケースはかなり多いので、定期検診と歯石の除去がとても重要になり、歯周病が進行するリスクをさげてくれるのです。あなたが健やかな毎日を送るためにも歯のケアをしっかりおこないましょう。

 

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