カテゴリー: 院長ブログ

2015/05/21
スタディーグループN-1会の箱根旅行

先日といっても、ひと月位前

具体的には、箱根が噴火する直前に自分の所属するスタディーグループ N-1会

箱根旅行がありました

N-1会とは、「歯科から日本を元気にする会」というグループで

2008年の発足当初から、自分は参加しています

メンバーの多くは、新宿からロマンスカーに乗って箱根にむかいましたが

自分は、自宅の大森から東海道線で小田原へ

そこから電車を乗り継いで、箱根へと向かいます

途中箱根湯元で仲間と合流、そこから箱根登山電車で強羅まで

そして急こう配を登っていくケーブルカーに乗り換え、

早雲山まで行きます

このあたりから、空は雲で覆われ風が強くなってきました

さらにロープウェイに乗り換え、桃源台へ移動

ロープウェイから見渡す景色は、まさに絶景

はるか見おろす大涌谷からは、たくさんの噴煙が上がっていました

頂上の桃源台駅に着くと春とは思えない寒さ、しかも強風

ユニクロのフリースが、もう一枚必要なくらいです

それでも、自然研究路と名前のついた遊歩道を全員で散策です

強風にもかかわらず、終点までいくと火山特有の硫黄の臭いが立ちこめていました

それにしても、外国人観光客が多いです

白人が30%位? 残りは日本人?

と思っていると、話しているのは中国語だったり韓国語だったり・・・。

平日とはいえ、70%近くは外国人のようでした

やがて大風に雨が混じり始め、プチ嵐の状態に・・・。

レストハウスに逃げ込み一安心

お土産屋で箱根名物「黒卵」を頂きました

ただの茹で卵なんですが、黒卵というだけあって本来白い殻の部分は真っ黒

湧き出る硫黄混じりの温泉で、ゆで上げたと思われます

冷えてた体に暖かく硬めのゆでたまごは最高でした

その後強風のため下りのロープウェイが止まってしまい

バスで下山とあいなりました

続く

2015/05/05
サージカルガイドのセミナーに出席してきました

先日、インプラント埋入手術の際の秘密兵器

サージカルガイドのセミナーに出席してきました

サージカルガイドとは、顎の骨が立体的に解るCTレントゲンとコンピューターが連動して

インプラントを埋め込む最適な、位置・方向性・深さを示してくれる ガイド の入った

マウスピースのようなものを造り

それを被せた状態で、インプラントを埋める穴を掘るというやりかたです

上図をみてもらえば、わかると思います

実は以前からパール歯科医院でも、用いていました

特に難しい症例には有効で

手術時間の短縮や外科的な侵襲の減少に大きく寄与してきました

ですので、さらなる発展性や可能性を求めて、

今回のセミナーに参加を決めた次第です

講師の先生は、青森県弘前市で開業している梅原一浩先生です

梅原先生は、このサージカルガイドの研究段階から深く関わり

初期の頃から使用されていたということです

過去のCT画像は、医科用のものを流用したため

フォーカスが骨というより内臓等の軟組織に当たることが多く

画像が不鮮明だったということです

それを歯科用の、特に顎の骨にフォーカスがしっかりあたるようなCTを開発して

それに合わせて、解析ソフトを専門家と一緒に開発するという

気の遠くなるような作業を、大学病院で他のことを研究しながら

あるいは、開業なされて患者様の診療をしながら行っていたそうです

 

セミナーでは、さらなる難症例のインプラントオペの際の

サージカルガイドの応用方法を教えて頂きました

 

さらにはこの分野の今後は、3Dプリンターの発展により

事前に患者様の顎の骨の骸骨を作成し、それで一度手術の練習をしてから

実際の手術を行うこともできる時代になりつつある、

または顎の骨を動かす必要のある、歯列矯正にもこの技術は応用できる

将来的には、医科と連携して整形外科の分野にも進出できる

ということでした

丸一日たいへん有意義なセミナーでした

2015/05/02
顎顔面解剖学の大家 古賀剛人先生の特別講演聞いてきました

先日参加したインプラント臨床研究会、定例研修会

特別講演で、幕張新都心で開業している古賀剛人先生の話しを聞いてきました

インプラント関連のセミナー、講演会等 数限りなく受けてきましたが

実は講師の先生によって得意分野があります

歯周病とインプラントの関連性についての分野が得意な先生、

補綴(上に載せる歯)に関する分野が得意な先生・・・。

いろいろですが

この古賀剛人先生は、顎顔面の解剖学の分野について日本屈指の先生と思っています

古賀先生の話しを聞くのは、3回目なのですが

その度に、その解剖学の知識の深さに驚かされます

そしてその話を聞いた後、新しい知識の復習に多くの時間を費やされます

顎顔面の解剖学・・・。

上記の図のようなものですね

人間の体内に走る血管や神経には、法則性があります

わかりやすい例だと、心臓は必ず左にあります

でも極めて稀に心臓が右にある人がいるそうです

それと同様本来あるべきでないところに血管や神経が走っている事あります

インプラントの埋め込み手術の際、動脈を傷つけると止血に時間をとられたり

するそうです

幸い自分では、まだそういった経験ありませんが

備えるに越したことありません

本来走るべき動脈の位置は、この部位であるが

1%の確率で動脈の位置は別の位置に変わることがあります

その際レントゲン写真あるいはCTには、これこれこういった痕跡が写る事がある

という事まで細かく話して頂きました

 

舌癌の化学療法というのがあります

舌に流れ込む舌動脈に抗癌剤を注入するという治療法です

ただ数%の割合で、全く効果が出ない事があるそうです

なぜか

舌動脈は必ずしも舌に通っていないという事です

数%の割合で舌動脈と名前がつきながら、舌を素通りするのだそうです

では、その場合舌に通う動脈は何か

顔面動脈だそうです

顔面に通う動脈が枝分かれして、舌に血液を送り込むそうです

古賀先生は、開業医でありながら出身大学の解剖学の教授と研究をすすめて

この事を発見したという事です

ですので、舌癌の治療で抗癌剤を舌動脈に注入して効果が出ない場合は

顔面動脈の枝分かれした所に、注入すれば効果がでるはずだ

と古賀先生は主張していました

この事を、医科の先生は気づいていないらしいのです

「医科の先生は名前が舌動脈だから、必ず舌に通っているものと考えているのじゃないか

これを医科の学会で発表したら、大きなインパクトになるはずだ」

とおしゃっていました

 

古賀先生  素晴らしいです!!!!!

 

古賀先生は、自らもインプラントも含めた上での解剖学の本を

何冊も書いています

自分ももう一度、その本を読んで勉強しなをすつもりです

2015/04/30
三好敬三先生のイブニングセミナーに参加してきました

 

先日自分の母校の先輩で、インプラント治療の日本における第一人者でもある

三好敬三先生の、イブニングセミナーに参加してきました

このセミナーは、昼間診療で忙しい一般開業歯科医師のために

三好先生が特別考えてくれた

夜8時にスタートという、多忙な歯科医師にとって有難いセミナーです

場所は、三好先生のオフィスのある二子玉川

毎月1回火曜日の夜に行われます

自分も過去10回弱参加しています

内容は、世界最先端のインプラント治療の実際で、

その都度深い感銘を受けています

今回の講義の内容は、ヨーロッパではメジャーになりつつある

ボディス社のバイオマテリアルについてです

バイオマテリアルとは、インプラントを埋め込む時

骨のくぼみを平らにする、人工骨やそれを包み込む膜の事です

この分野の進歩は目を見張る所があり、原材料として牛骨・化学結晶が主流でしたが

ついに生きた人の骨も、ヨーロッパでは発売されて良好な臨床結果が出ている

ということです。

また歯周病等で、骨の欠損部位が大きい場合

CT と コンピューター と 3D現像機 を組み合わせて

骨の欠損部位に合わせた形態の、人工骨の塊を作成しそれをピンで貼り付ける

やり方が、ヨーロッパで研究されておりこちらも臨床に取り入れられている段階

だそうです

こういったバイオマテリアルや術式が広まれば、インプラントはますます

応用範囲が広くなり

患者様にも外科的侵襲の少ない、オペができるものと考えられますが

日本の厚生労働省は、新規のバイオマテリアルをなかなか認可してくれないので

実際に導入されるのは、まだ先になるかもしれません

2015/04/29
日本インプラント臨床研究会 定例研修会に出てきました

ここの所忙しくてずっと院長ブログをサボっていました

ブログはサボっていましたが、勉強はサボっていた訳ではありません

最近いい気候になってきましたし、またこまめに院長ブログ書いていきたいと思います

先日、品川にある東京カンファレンスセンター品川で

今年1回目のインプラント臨床研究会の定例研修会が行われました

会員発表では、以前もこの欄で紹介した

自分もお世話になっている、福西先生が発表されました

内容は大変レベルの高いものです

顎の骨が不十分な場所に、骨を作った上でインプラントを埋め込む・・・。

 

横方向に骨を増生させるのは、自分もよくやるのですが、

垂直方向に、骨を増生させるのは至難の業なのです

それに関しての症例発表でしたが、さらにそれが審美性も重要視される

上の前歯を複数歯行う、という大変な難症例でした

チタンメッシュという特殊な膜で人工骨を包んで、垂直方向に骨を造り

CTとコンピューターを連動させて作った、ガイデッドサージェリーで

インプラントを埋入するという

最先端の技術を駆使して、行った症例でした。

そしてもう一人は、一昨年自分と一緒にこのインプラント臨床研究会の

100時間コースを受けた、澤口先生です

大変勉強熱心で、わざわざこの発表のために長野県から駆けつけてくれました

また澤口先生は、歯周病の専門医でもあり

その方面でも、日本の第一人者といえます

発表の内容は、スタンダードなインプラント治療を

いかに長期的予後を見据えた上で行うか

という題目です。

歯周病治療のスペシャリストだけあって

大変丁寧なオペで、術後のメンテナンスも高いレベルで行われており

術後10年以上経ているにもかかわらず

インプラントを支える骨の状態は、ますます良好という状態です

お二人とも、自分にとってこのスタディーグループの中で、「気軽に話せる友達」

という感覚だったのですが、この日の発表をみて考え直しました

今後は、福西師匠 澤口師匠と呼ぶつもりです

2015/03/11
インプラント厳選100院に選ばれました

この度パール歯科医院は、社団法人JPCAの歯科医院経営研究部会の診査に合格して

インプラント・矯正歯科・審美歯科の厳選100院に選出されました

大変名誉な事で、ありがたく受理させて頂きました

普段の勉強の一つの結果かと考えていますが・・・。

自分は、あちこちのスタディーグループや学会に所属して

まめに活動・発表等していますので、

そこの先輩や親分が推薦してくれたようです

それでも皆が皆、選ばれるわけでもないので

素直に喜んでいいのかな、と思いつつも自分より明らかに優秀な人が

入ってないのを見ると、少し恥ずかしい気もします

これを励みにさらに精進して行きます

 

さてさて、最近のインプラント最新技術ですが、

インプラントの光機能化です

これは何かというと、チタンインプラントの表面に ある波長の紫外線をかけると

顎の骨とインプラントのくっつきが、良くなります

日本人でありながら、UCLA歯学部教授になった 小川隆広先生 の発明で

これで、アメリカインプラント学会の最高科学論文賞を受賞したとのことです

インプラントは、製造された直後は純粋なチタンの状態ですが、時間の経過とともに

空気中の炭素と結合し、水をはじいてしまうような状態になってしまいます

この結果血液となじみにくくなり、血液中に含まれる骨芽細胞を引き付ける力が

弱くなってしまうのです

それを光機能化すると、骨とのくっつきが向上するということです

賞味期限切れの食べ物を、レンジでチンすれば美味しく食べられますという事でしょうか?

ちょっと筆が滑ってしまいました

インプラントの埋入本数が、多くない歯科医院には朗報ですね!

ただこういった新技術は、短期間で大化けする事がよくありますので

今後もずっと注目していきたいと思います

 

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