カテゴリー: 歯の豆知識

2015/01/02
女性ホルモンと歯周病について

歯の豆知識を読んで頂いている読者の皆様

新年あけましておめでとうございます

今年も読者の皆様に有意義で、少しでもご自分の歯に興味を持っていただけるような内容

を綴っていきたいと思います

さて今年最初の歯の豆知識のお話は、女性ホルモンと歯周病についてです

思春期の女の子は、急に歯肉が赤くなったり腫れたり

出血しやすくなったりすることがあります

実は女性の生理が始まる頃から、女性ホルモン(エストロゲン)が急に増えて

歯肉がわずかな刺激で敏感になってしまいます

歯周病の原因は、歯周病菌です

実は、この歯周病菌にも種類があるのです

100種類とも1000種類ともいわれています

ただ明らかなのは、エストロゲンを栄養にして繁殖する歯周病菌(インターメッド菌)

というのが、あるという事なのです

エストロゲンが増加すると、このインターメッド菌も増加して歯周病が進みます

 

一般的に男性より女性の方が綺麗好きです

歯磨きも女性の方がしっかり行います

それでも歯周病で歯が無くなる割合は、女性の方が高い傾向にあります

その原因は、このあたりにあるようです

結論です!

若い女性の方は、お口の中の衛生管理を今以上に徹底して下さい

女性には、男性の口の中にいない歯周病菌がいるのです

2014/12/29
「歯周病」ってどういった病気でしょう?

「歯周病」ってどういった病気でしょうか?

今迄さんざん「ブログ豆知識」 に、「歯周病」という言葉使ってきました

復習したいと思います

歯周病とは、歯と歯肉の境目についた歯周病菌が引き起こす病気です

健康な歯肉はピンク色ですが、歯周病が進むと赤く腫れ上がります

毛細血管が膨れ上がり、赤血球が透けて見えるからです

そして歯と歯肉の境目の溝(歯周ポケット)が形成され、徐々に深くなります

歯肉の腫れは、ますます膨らみ歯ブラシをかけると血がでてきます

ここまでくると要注意です!

でも実は、多くの人が放っておきます

何故なら、痛みがあまりないから、自覚症状があまりでないからです!

前回の「豆知識」で書いたように、免疫力とも関係があります

歯周病が原因で多少症状が出たとしても、

放っといて、自然と症状が落ち着く事よくあります

ここからは、加速度的に歯周病は悪くなります

歯周病が進んで、歯周ポケットが深くなると

歯ブラシが届かなくなります

汚れっ放しのエリアが形成されます

ここが歯周病菌の生産工場となります

歯周病菌増殖し放題になります

 

ここまでくると、歯周病治療に手慣れた歯科医師、歯科衛生士でないと治療できません

歯肉の奥底の汚れをとるのは難しいのです

 

そして歯を支えている骨(歯槽骨)が、歯周病菌で溶かされ歯が揺れてきます

ここまでくると、もう歯は抜くしかなくなります

 

歯周病は成人の80%以上が罹患しています

この人達は必ず入れ歯やブリッジ、インプラントになってしまいます

 

歯周病を進行させないためには

⑴丁寧に歯を磨きましょう

歯ブラシだけでなく、糸ようじや歯間ブラシもつかいましょう

⑵定期的に歯科医院でお口のクリーニングをしてもらいましょう

自分で磨けない部分は誰でも必ずあります

⑶規則正しい生活をこころがけましょう

睡眠不足等には注意が必要です。免疫力を高めましょう

 

そして一番大事なのは、歯周病の症状が出てない人でもこれらのことを実行する事です

自分の歯と一生付き合いましょう!

2014/12/24
歯周病と免疫のお話

「免疫」って言葉ご存知でしょうか?

よく聞くけど、意外と意味をしっかりわかっているようで、いないようで・・・。

免疫とは、病原菌や毒素が体に入っても病気にかかりにくい状態にあること

あるいは、病気を防ぐだれでも持っているすごいチカラのことです

誰でも知らないうちに、自分で病気を防いだり、自然治癒させたりしています

全て免疫のチカラ 「免疫力」のお陰です

この免疫力が下がると、風邪をひきやすくなります

だけではなく、歯周病も進んでしまうのです

免疫力と歯周病は実は密接な関係にあるのです

歯周病を進めないためには、

①しっかり歯磨き

②定期的に歯科医院でクリーニング

にプラスして、ぜひ免疫力をアップするように生活して下さい

具体的には

⑴十分な休養

休養の中でもやっぱり睡眠は活力の源です

睡眠不足は免疫力低下の一番の原因です

時間も含め質の高い睡眠をとるようにしましょう

規則正しい生活で、目覚めスッキリ!

⑵適度な運動

体力のない人は、軽いジョギングからでもOK 無理すると逆に免疫力が下がります

体力がついたら、徐々に距離を伸ばしましょう 他にも水泳、自転車等エアロビ系の

運動が効果大です

⑶バランスのよい栄養

外食の多い人は特に注意が必要です。肉と炭水化物(ご飯・パン・麺類)だけでなく

野菜や果物、海藻も多めに食べましょう。 ビタミン不足にならないようにしてください

特にビタミンC サプリメントも場合により有効です

免疫力が高まれば、しつこくなりますが歯周病予防だけでなく

すべての病気に対して強くなります

免疫力アップを心がけましょう!

2014/12/19
食生活からみた虫歯予防について

「甘いものばかり食べてると虫歯になっちゃうよ!」

皆さんも子供のころ一度は、言われたことあるのではないでしょうか?

それは、事実です!

でもそれだけではないのです

たしかに、虫歯菌はお砂糖を自分の体のなかに取り入れて、

(虫歯菌が、砂糖を食べると置き換えても構いません)

その砂糖をエネルギーにかえて虫歯菌が、大きくなったり

仲間を増やしたりします。

虫歯菌が食べた砂糖は、「酸」として排出されます

(酸は、虫歯菌の💩と置き換えて構いません)

この酸の量が問題なのです

酸が歯を溶かして虫歯を作るのです

甘党の人が必ず虫歯になる訳ではありません

食べ物、特に甘いものを食べるとそれが虫歯菌を通して酸に変わるまで

タイムラグがあります

問題は、砂糖云々よりもお口の中に食べ物が入っている時間の長さなんです

食後の歯磨きは、重要です

繰り返します「食後の歯磨きは、超重要ですからね!」

上の図を見て下さい

食事をして時間がたつと口の中が、酸性化して歯の脱灰(歯が溶ける)が始まります

飲食の後のお口の中は「脱灰ゾーン」と「再石灰化ゾーン」を行ったり来たりしています

この脱灰が始まるまでの、約3分までの間にしっかり歯を磨くと虫歯になる確率は

極めて低くなるのです

さあこれをお読みになったみなさん、食後の歯磨きは決して忘れないで下さい

2014/12/14
虫歯予防の切り札 フッ素について

強い歯をつくるためには、自宅でもフッ素入りの歯磨きを使うのはとても有効です

今では世の中の常識になっています

自分が学生だった30年前は、「フッ素を歯に塗ると癌になる」なんていう都市伝説が

ありました。

古い予防歯科の本には、今でも「フッ素が癌を誘発する科学的根拠はない」

なんて書いてあったりします

世界中で使われていて、確実に虫歯予防の成果をあげています

フッ素は安全です

フッ素とは、歯を強くするお薬

食べ物の中にもワカメ、イワシ、リンゴや緑茶などに含まれています

ただ虫歯予防の事まで考えると食品からだけ摂るのでは不十分

フッ素入りの歯磨きを使って、さらに歯科医院で

濃度の高いフッ素を二か月に一度塗ってもらえば、完璧です

食事の度に、歯は虫歯菌の攻撃を受けています

フッ素を塗ると歯の表面に取り込まれて、エナメル質の結晶性を向上させます

つまり虫歯菌からの攻撃を守ってくれます

さらに初期虫歯の再石灰化の促進をしてくれます

つまり虫歯菌の攻撃でできた小さな虫歯なら、自然に治す手助けをしてくれます

さらにさらに、口腔内細菌に対する抑制作用もあります

つまり虫歯菌、場合により歯周病菌さえも退治してくれます

2番目3番目の効能は、近年より明らかになりました

特にフッ素塗布が有効な年齢があります

それは歯が生えた直後から中学3年生位までです

生え立ての歯は、一番虫歯になりやすいのです

それと同時にフッ素も大変取り込み易い状態です

歯が生えるのが、生後半年位そして第二大臼歯が生えるのが14歳位

つまり高校生手前までは、生えたての歯が必ずどこかにあります

歯ブラシの届きにくいところもあります、そういった所は歯科医院で

しっかりフッ素を塗ってもらいましょう!

2014/12/06
唾液と虫歯菌

唾液には、虫歯菌から歯を守るすごいパワーがあります

虫歯になりにくい人というのは、確かにいます

そういった人の一つの特徴は、唾液の出る量が多いということ

唾液は虫歯菌からの攻撃を防ぐ力が抜群!

逆に唾液の力が足りないと、いくら歯磨きを頑張っても、食生活に気を使っても

虫歯になってしまいます

虫歯を防ぐ上で、重要な働きをしているのが、「唾液」です

 

よく噛まずに食事をさっとすませる人、時々見かけます

時間効率はいいかもしれませんが・・・?

早食いは唾液の大敵

しっかり噛み締めて唾液の出てくる3つの穴と唾液をつくる組織

顎下腺・舌下腺・耳下腺を刺激しましょう

それぞれ顎下腺と舌下腺は、舌の裏側

耳下腺は上の奥歯の外側にあります

よく噛んで食べるほど唾液がジワジワ出て虫歯菌から歯を守ってくれます

もちろん唾液には、消化を助けてくれる酵素も含有されます

アミラーゼやリゾチームなどが含まれ、デンプン やグリコーゲンを

加水分解して糖質にしてくれます

白いご飯をよく噛み締めて食べると、甘くなりますよね!

唾液をたくさんだすには、幾つかのコツがあります

①よく咬む

咬まなくても、するっと飲み込むように食べられるファストフードのようなもの

中心の食生活 是非改めて下さい

②口呼吸しない

口呼吸する人は、注意してください。口呼吸すると口の中が乾燥して

虫歯危険度が高くなります

就寝中が危険です

③薬を多数飲んでいる

薬の中には、唾液の分泌を悪くするものがあります

当然必要なものは飲まなくてはなりませんが、場合により内科の先生と

相談する必要あるかもしれません

たくさん唾液をだして健康なお口の状態を保って下さい

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