歯の豆知識ブログ

インプラント…⑦インプラント周囲炎

歯の豆知識

 

インプラント⑦…インプランント周囲炎

 

川崎市川崎区小島新田駅 駅前 パール歯科医院 院長の藤田陽一です。

 

40歳以上の日本人は大部分の人が歯周病に罹患(病気にかかる)している事をご存知でしょうか?

日々の生活習慣がこの病気になる危険性を高めることから、生活習慣病のひとつとも考えられます。

インプラントはチタン等でできた人工物です。ですので虫歯にはなりません。しかし、歯周病にはなるのです。

昔はインプラント周囲への感染による病気はないと考えられていましたが、インプラント周囲もプラークによる歯周病と同じような病気が発現し、進行するのです。

 

歯周病は、歯に付着した細菌の塊によって引き起こされるある種の感染症です。

歯肉炎に始まり、放っておくと歯にそって細菌が侵入し、歯を支えている歯周組織、つまり歯の根の周りにあるセメント質や歯槽骨などを破壊します。 この歯周組織を失った状態が歯周炎です。このまま放置しておくと最後に歯は抜けてしまうので進行を止める治療が必要です。 プラークは口の中にある歯のような固いものに付着します。

上記の通り、歯と同じようなインプラントにもプラークは付着します。 インプラントにプラークが付着すると、インプラント周囲の歯肉にも歯肉炎と同様に炎症が発症します。 インプラント周囲の歯肉に炎症が起こることをインプラント周囲粘膜炎といいます。 インプラント周囲粘膜炎も歯肉炎と同様に歯ブラシなどでプラークを除去すれば治すことが可能です。 歯周病が歯面にそって進行するように、このインプラント周囲粘膜炎も、放っておくと感染が進行しインプラントを支えている顎の骨が喪失してしまいます。

つまり、インプラントを支える顎の骨に炎症が達した状態、すなわちインプラントの歯周病を正確にはインプラント周囲炎と呼びます。そして、インプラント周囲炎の要因は、従来の歯周病と全く同じでプラーク内の歯周病菌による感染です。また、喫煙することや噛み合わせに問題があると、インプラント周囲炎は悪化のスピードを早めます。 インプラントの周囲では天然の歯に比べ、歯周病菌に対しての防御機能が弱いので歯周炎に比べて進行は早くなる傾向があります。

天然の歯に比べてインプラントの方が口腔内のケアが難しいといえます。

 

ではインプラント周囲炎の治療方法は、いかがなものなのでしょうか?

 

インプラント周囲炎になってしまった場合の治療方法は、進行の度合いによって幾分変わってきます。 基本的に行うことは細菌の除去であり、インプラントの周囲に蓄積してしまった歯石やプラークを専門の器具で除去します。 さらに歯周ポケットに薬剤を詰める、または薬剤などでうがいをして口腔内の殺菌も行います。 初期段階のインプラント周囲炎ならこれだけで完治は可能になります。

しかし、これでも改善が見られないほど進行している場合はほかの治療方法に移ります。 具体的には、歯肉を切開してインプラント体を取りだして磨く、または歯周ポケットを切除するといったことを行います。 さらに顎の骨が溶かされてしまった場合などは、骨移植などの再生療法などで対処する場合などもあります。

インプラント周囲炎は怖い病気ですが、歯磨きと定期的なメインテナンスをしっかり行うことで予防出来ます。 また、定期的なメインテナンスなどを欠かさなければ例え症状がでてきても初期の段階で良くなります。

インプラントが抜け落ちる事態になってしまうと治療も大掛かりになります。 インプラントは天然の歯以上のケアや注意が必要だといえます。

 

お問合せ・ご予約はこちら

ご相談をご希望の方は、下記の電話番号までお電話いただき初診のご予約をいただくか、 下記の「無料相談メールフォーム」に相談内容をご記入の上、送信ボタンを押して下さい。 電話やメールではお答えするのが難しい場合には、初診のご予約をお願いする場合があります。 また、初診はすべて保険内での診察となります。

お電話

  • お問合せはこちら044-280-3918
  • 土曜日も診療しています。
  • 駐車場完備

メールフォームでのご相談

ご予約前のご質問や疑問に
メールでお応えします

※電話での無料お悩み相談は承っておりません。
診療中にお受けしてしまうと、他の患者様にご迷惑をお掛けしてしまいますので、ご理解の程お願い申し上げます。

ページトップへ