歯の豆知識ブログ

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インプラント…④その安全性

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インプラント…④その安全性

 

川崎市川崎区小島新田駅 駅前のパール歯科医院 院長の藤田陽一です。

 

数回に渡り、豆知識でご説明させていただいているインプラント。

その安全性について、少なからず不安や疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、インプラントのリスク安全性の向上などについてご説明させていただきます。

 

インプラント治療は、あごの骨に人工歯根という異物を埋め込む手術です。

その手術を安全に進めるためには手術中の清潔な環境が重要な要素となり、手術自体は歯を抜く時と同様の局部麻酔が使われます。ですから手術中に痛みを感じることはほぼありません。個人差はありますが、手術後の痛みも術後数日で落ち着いてきます。入院の必要も無く、翌日から通常の生活をしていただけます。また手術に恐怖心がある方には、静脈内鎮静法という、浅い全身麻酔をすることもあります。この際には麻酔の専門医が立ち会います。

しかし、やはり手術ですから、当然100%成功するとは断言できません

インプラントの手術は、場合によって何らかのリスクを伴う場合もあります。

 

近年、インプラント手術を行う場合、ほとんどの歯科医師はインプラントを埋入する本数や、手術の難易度にかかわらず歯科用CT撮影を行い、インプラントを埋入する場所に正確で精密な診断や、術前のシミュレーションが可能となり、インプラント手術後合併症のリスクを軽減することができるようになりました。同じく事前にインプラントを埋める穴を掘るドリルの深度や方向性を事前に決定してぶれないような、サージカルガイドが広く普及して安全性が著しく向上しました。

また、インプラントの材料であるチタンは高い安全性が認められていますが、まれにアレルギー反応が出る方もいます。アレルギーに不安がある方は、前もってアレルギーテストを受けていただく場合もあります。

 

またインプラント治療をするにあたり、

 

1.重度糖尿病や心臓疾患など、重度の内科的疾患をお持ちの方

2.妊娠中の方

3.治療に対して協力的でない方

4.骨の成長が終わっていない方(20歳未満)

 

上記にあてはまる方はインプラント手術がうけられない場合もあります。

 

 

インプラント治療を成功させるためには、信頼できる歯科医師を選ぶことが重要です。

患者様それぞれに合った治療計画を立て、治療のメリットやデメリットについて患者様が納得するまでしっかり説明してくれること、そして問診や事前検査を綿密に丁寧に行ってくれるかどうかを、確認してください。

インプラント治療後もきちんとケアを行う必要があります。そうしないと

インプラントの脱落などを招くインプラント周囲炎を発症することもあるのです。

治療後もケアをしっかり行うことが、インプラント治療を成功させるうえで大切になってくるのです。

インプラント…③治療の流れについて

 

 

インプラント…③治療の流れについて

 

 

川崎市川崎区小島新田駅前のパール歯科医院 院長の藤田陽一です。

 

今回はインプラント治療の流れについてご説明いたします。

 

皆さんのインプラント治療のイメージはどのようなものでしょうか?

 

インプラント治療とは、永久歯を失ってしまった後、その歯の無い所に人工の歯を入れる方法で、再び咀嚼機能や審美性を回復する治療方法です。歯肉の内部にあるアゴの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療方法です。インプラント治療は現在、より自然の歯に近い状態に、歯のないところに戻すという最先端の歯科治療です。

また、インプラントの治療はいきなり手術を行うことはまずありません。

患者様と十分にカウンセリングを行い、安全にインプラントをアゴの骨に埋め込む準備をします。CT画像や歯周病の検査あるいはお口の中の咬み合わせを見るためにお口の模型を製作したりします。また、インプラント治療をするにあたっての骨量や骨の強度が足りているか確認します。足りない場合には、インプラントを埋め込む前に骨の量を増やす造骨手術なども必要となる場合があります。

一般的な歯科治療とは異なり、インプラント治療には手術が必要になります。そのため、きちんとした検査や口の中のクリーニングなどを行い、インプラント手術の安全性を高めるための手順を踏んでから、手術を行います。また、インプラント治療には、1回法と2回法の二種類があり、その違いは歯肉を切開する手術を1回行うか、2回行うかという点です。アバットメント(支台部分)を1次手術で取り付けるものが1回法で、2次手術で取り付けるものが2回法です。1回法インプラント手術(手術を一回だけ行う方法)の場合、二次手術はありません。1回法手術では、インプラントを完全に埋め込むのではなく、インプラントの一部をアゴの骨の外に出した状態にしておき、インプラントが骨と結合してから人工の歯を取り付ける流れとなります。2回法の方が、インプラントと骨がくっつくのが確実ですし、2次手術といっても簡単に終わる手術なので今は、2回法が主流になっています。

そして傷口が治った後に、型取りを行います。

型取りが終わり、上部構造(人工の歯)が完成したら装着し、治療は終了となります。

 

その簡単な流れは

①カウンセリング

②精密な検査

③インプラント一次手術

④インプラント二次手術

⑤型取り

⑥歯の装着

上記がインプラント治療の一通りの流れですが、実は⑥の後にインプラント治療を行ったうえで欠かせないものがあります。

 

それは….

⑦メインテナンス

インプラントの治療後は、「歯が入ったから終わり」というものではありません。長期にわたって良好な予後を保つために、適切な口腔清掃は非常に重要です。

メインテナンスは術後の何らかのトラブルを防ぎ、インプラントを長持ちさせると言われています。定期的にメインテナンスを行うことで、インプラント治療をした部分ばかりではなく、お口の中、全体を健康に末永く保つことができるのです。

 

今回はインプラント治療の流れを簡単にご説明いたしました。

次回もまたインプラントについて投稿させていただきます。

インプラントについてご不明な点、あるいはご興味ある場合は是非、当院にご相談ください。

インプラント…②その構造について

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インプラント…②その構造について

 

 

川崎市川崎区小島新田駅前 パール歯科医院 院長の藤田陽一です。

 

前回に引き続き、インプラントについてご説明致します。

 

今回はインプラントの構造について少しご案内致します。

 

 

骨と直接くっつく人口歯根部のインプラントの材質ですが主にチタンが使用されています。チタンは咬む力に耐えられるほどの強度があり、身体になじみやすく、骨と結合することから、現在のインプラント材料として広く使われています。また、その他にもインプラント用の生体材料として、ハイドロキシアパタイトやジルコニアなども応用されています。過去には人工サファイアやチタンニッケル合金も使用されましたが、現在はほぼ使用されていません。

また、インプラント構造ですが、フィクスチャー(人工歯根部)、アバットメント(支台部分)、上部構造(人工の歯)の3つから構成されています。ある種のインプラントは、フィクスチャーとアバットメントが一体型のものもあります。製造過程が簡略される反面、精密性にやや劣るところがあります。

 

1.フィクスチャー

インプラントの本体で、顎の骨に埋め込む人工歯根部であり、インプラントの土台部分になります。

また、フィクスチャーには、ストレート、コニカル、ショート、ナロー、ワイドなど、形状や長さ太さなどの種類がいくつか存在し、歯を失った多くのケースやインプラントを埋める部分の骨の様々な形状らに対応することができます。

 

2.アバットメント

上部構造(人工の歯)を付ける支柱のことで、フィクスチャーと上部構造(人工の歯)との間の連結部分となる部品です。

アバットメントにもフィクスチャーと同様に形状や長さ太さなどの種類があり,また、上部構造(人工の歯)を専用のネジで固定する方法と、接着剤で固定する方法によっても選択するアバットメントが異なってきます。

アバットメントはフィクスチャーと同じく、チタンが多く使われ、前歯の場合は審美性を考え、セラミック製のもなどが使われることもあります。

 

3.上部構造

人工の歯の部分で被せ物のことです。 人工歯の素材は金属、セラミック、ジルコニアなどいくつかあります。セラミックは白くて歯と同じ色調を再現でき、ジルコニアはセラミックが進歩した材質で、人工のダイアモンドでできていて、耐久性でもセラミックをはるかに凌ぎます。
また、複雑な連結装置を用いる事により、入れ歯と組み合わせることなどもできます。上部構造は審美性や機能性によって歯科医師がそれぞれの患者様の要望なども踏まえ、それにあった材料を選択してくれます。

 

インプラントの構造は、まさに上記の3つから成り立っているのです

 

それを簡単な流れで説明しますと

 

①アゴの骨にフィクスチャーを埋め込む外科手術をします。

② フィクスチャーと骨が結合したら、そこにアバットメントを専用のネジで取り付けます。

③アバットメントに上部構造を装着することで完成。

 

となるわけです。途中、骨の状況、歯肉の状態、咬み合わせの具合などで色々な処置を追加することもよくあります。

今回はインプラントの構造などについてご説明させていただきました。

インプラントについてご関心などございましたら、当医院か、かかりつけの歯科医院にご相談してみてはいかがでしょうか?

 

 

次回もインプラントについて歯の豆知識ブログでご説明させていただきます。

インプラント…①その歴史

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インプラント…①その歴史

 

 

川崎市小島新田駅前のパール歯科医院 院長の藤田陽一です。

 

 

ここ数年「インプラント」という言葉が一般的になってきました。

特に、歯科医院の広告でよく目にするようになったので、歯科治療の一部だということはご理解いただけていると思います。そのインプラント治療の実態は、まだまだ理解されている人は少ないのではないのでしょうか?また今後インプラント治療を行う予定の患者様には、インプラントについての知識の不足で、不安に思われていらっしゃる方も少なくないと思われます。

今回は世の中でひろまりつつあるインプラントについて何回かに分けてご説明させていただきます。

ですので、インプラントのことについて知りたい方は、当ブログ豆知識を次週も引き続きご覧になってみてください。

 

第一部の今回は「インプラント…その歴史」ついてです。

 

そもそも、インプラントって何?

 

インプラントとは身体に埋め込まれる器具の総称で、医療目的で医科の世界でも広く使われています。

歯科においては、歯を失ったアゴの骨に体になじみやすい素材でできた人工の歯根を埋め込む治療です。

正式には、歯の代用として使うインプラントをデンタルインプラントと呼びます。

このインプラント治療、一体いつごろから始まったのでしょうか?

インプラントの歴史は古く、記録では紀元前3世紀頃のローマ時代と言われています。その時代の人骨が発見された際、人骨の上アゴに鉄製のインプラントが埋まっていました。あるいは、中南米で紀元7世紀ころの人骨の下アゴに貝で作られたインプラントが発見されたりしました。

このようにインプラントの歴史はとても古いものといえるでしょう。しかしそれは治療とは言えず、あくまでも、応急処置の一環だったように思えます。

実際に治療の一環としてインプラントが導入されたのは1900年台初頭になります。グリーンフィールドが円筒形のインプラントを開発。ただ、このときは貴金属を材料としたため、予後が著しく悪く、うまくインプラントを口腔内で機能させることはできませんでした。

そして、1952年にある大発見がありました。

スウェーデンのルンド大学で研究を行っていたペル・イングヴァール・ブローネマルク教授がチタンと骨が結合する事=オッセオインテグレーションを見出したのです。

「生きている骨と金属が結合して、歯の代用になる」ということは当時一大センセーションでしたが、ブローネマルク教授は歯科医師ではなかったため、相当な批判も浴びたようでした。

1965年にはチタン製でネジのような形のスクリュータイプインプラントを用いた症例を報告。世界旋風を巻き起こしたのです。その後、優れた長期のインプラント臨床成績が発表され、世界中で承認、使用されるようになりました。

日本では1983年からインプラント治療が開始されています。

このようにインプラント治療としての歴史は約70年近くになり、そのインプラントの材質や治療の方法もより良い新しいもの変化し、以前に比べると、より皆様のみじかになった治療法だと思います。

ご興味のある方は、是非ともかかりつけの歯科医院で相談されてみてはいかがでしょうか?

 

次回の豆知識ではインプラントついてさらに掘り下げてご説明させていただきます。

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