歯の豆知識ブログ

免疫力が下がると口内炎ができる?

 

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

私たちの身体には免疫力があります。

その免疫力が身体を様々なウイルスから

守っています。

 

その免疫力が下がると

お口の中にどういった

影響を与えるでしょうか。

 

口腔内には多くの細菌が存在しますが、

ストレスや風邪などによって

体内の抵抗力・免疫力が下がった時に、

それらの細菌が増殖して粘膜表面で

炎症を引き起こすことがあります。

口腔内の粘膜や舌表面の粘膜に生じる

炎症のことを口内炎といいます。

口内炎は不快な痛みが伴います。

お口の中のあの嫌な痛みの口内炎について

どこまでご存知ですか?

 

口内炎ができるということは、

何らかの理由で

体が弱っているということです。

 

体を弱めている原因を取り除くことで、

ほとんどの口内炎は回復します。

 

また、誤って噛んだり

強く歯ブラシで磨いたりして

口腔粘膜を傷つけた場合も、

細菌やウイルスが感染して

口内炎になることがあります。

 

この場合は、歯磨きなどで

口腔内を清潔に保つことで

口内炎の炎症は治まっていきます。

 

口内炎ができる原因には、

口腔内に原因があるものと

体調の異常が原因と

なっているものがあるのです。

 

それらは睡眠不足などによる体調不良に伴う

抵抗力の低下、偏った食生活による

ビタミンやミネラルなどの摂取不足に伴う

口腔粘膜の抵抗力の低下、

風邪などの病気にかかることによる、

体内の免疫力の低下などが

原因とも言われております。

 

そしてその口内炎の症状とは、

炎症部の痛みや出血、食事中にしみる、

口臭が発生するなどがあります。

 

特に、炎症部に何かが当たる時に

感じる痛みは厄介です。

 

口内炎による痛みは、快適な食生活に

支障が生じてしまうのです。

 

また、口内炎のできる場所によっても、

その症状は変化します。

 

食べ物や歯が当たりやすい場所に

口内炎ができた場合は、

食べたり喋ったりしただけで痛みを伴います。

 

また喉の近くにできた場合は、

食べ物を飲み込む時に痛みを伴います。

 

つまり、口内炎は食事や会話する時などに

大きな障害になってしまうのです。

 

ほとんどの口内炎は、

特別な治療をしなくても

12週間で自然に治癒していきます。

 

この時に大切なことは、

自分の体調を管理して

自然治癒力を向上させることと、

口の中の細菌が原因となっているため

お口の中を清潔に保つということです。

 

もし自然に治ることがなく、

口内炎が悪化した場合は、

市販の薬を利用するか、

歯科医院に相談してみましょう。

 

市販の薬には、塗り薬や貼り薬、

内服薬などがあります。

 

塗り薬と貼り薬は、炎症部に直接作用して

痛みを取り除いたり細菌を退治したりします。

 

内服薬は主にビタミンを含んでおり、

それによって口腔粘膜の抵抗力を高めて、

口内炎を治療します。

 

また、歯科医院では口内炎の原因が

虫歯や歯周病にあるとわかった場合、

薬物療法と共に

虫歯や歯周病の治療を行います。

 

口内炎.jpg

 

口内炎の予防は、

常にお口の中を清潔に保つということです。

 

それにより、

原因となる細菌やウイルスの数を

減らすことができます。

 

たとえ口腔粘膜を傷つけても、

感染する細菌やウイルスがいなければ、

口内炎ができることはほとんどありません。

 

お口の中を清潔に保つ方法として

最も重要なのは、

歯磨きを食後にしっかりと行うことです。

 

ストレスや睡眠不足などによる体調不良が

口内炎の原因となっている場合は、

しっかり睡眠をとって

規則正しい生活を送るということです。

 

このようにすることで、

体内の抵抗力・免疫力を高めることができ、

口内炎ができにくい

口内環境を作ることができます。

 

口内炎予防にはこれらの他に、

タバコやアルコールを

控えるということもあります。

 

タバコを吸ったり

アルコールを飲んだりすると、

体内のビタミンが奪われるので、

その結果として

口腔粘膜の抵抗力が低下して

口内炎ができやすい

お口の環境になってしまいます。

 

特に喫煙をする人は、

タバコの中の成分が毛細血管を収縮させ

口内炎の治癒を遅らせます。

 

タバコは、口内炎のみなならず、

歯周炎も悪化させる事が

学術的にもはっきりしています。

 

以上の点を踏まえ、

健やかな毎日を過ごすために

かかりつけの歯科医院で

定期的にメンテンナンスに

いかれてみてはいかがでしょうか?

 

 

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