歯の豆知識ブログ

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むし歯予防の必殺技

今では誰でも知っているデンタルフロス。

糸ようじとも呼ばれていますが、その歴史は意外と古いことご存知でしょうか。約200年ほど前、ロンドンのバッキンガム通りで開業したバームリーというアメリカ人歯科医師の手によって、歯と歯の間の汚れを除去する道具として開発されたようです。バームリーの偉大なところは当時としては大変珍しい、予防を中心とした歯科の臨床を行ったことです。歯ブラシや歯磨剤は当時から使われていましたが、それ以上に歯の清潔を保つためにはデンタルフロスが必要であると気づいたのです。デンタルフロスを歯と歯の間に通して細菌の塊りを除去する方が効果があるという主張を行い、それに基づいた臨床を行っていました。バームリーは歯の喪失と顔貌との関係性、あるいは歯の喪失と発音の関係性に着目し「歯をなくした女性は顔の美しさも同時に失う。口から歯という装飾品が奪われるとどんな美人であってもその魅力は半減してしまう。また正しい発声が求められる職業で成功を望むのであれば、なによりも歯を大切にする必要がある。歌手や俳優にかぎらず政治家・弁護士・教師などの職業に就くものは健康な歯があってのものである。」

という自説をたて、当時としては非常に珍しかった絹糸でできたデンタルフロスを時間をかけて熱心に伝えたそうです。

今では誰でも知っているデンタルフロス、自分が歯科医師国家試験に合格した35年前は日本でも知っている人はまだまだ少なかったように記憶します。そのデンタルフロスの歴史が日本でいうところの江戸時代からあったというのは驚きですね。ただ当時のデンタルフロスは、絹糸であったが故にすぐ切れるという欠点があったため、とても使いずらかったようです。その後テュレン大学のチャールズ・バス教授がナイロンの出現によって弾力性・耐久性が格段に向上したデンタルフロスを開発し、欧米中心に一気に広まったということです。歯ブラシのみを使ったプラークコントロールだと、歯についた汚れの60%程度しか除去できないという報告もあります。残りの汚れの大部分は歯と歯の間に残ります。ここを清潔にするためにはやはりフロスは必要なのです。ただ残念ながら歯周病の進行で歯肉が下がってしまった患者様もいます。その場合はデンタルフロスよりも歯間ブラシを使うことお勧めします。歯と歯の隙間が大きくなるとデンタルフロスが、うまく歯面に沿わなくなります。そういった場合はデンタルフロスと歯ブラシの中間形ともいえる歯間ブラシを使うと効率よくプラークコントロールができるのです。

ではフロスと歯間ブラシの使い分けは・・・。なかなか難しいところです。

一般的にはお口の中の汚れを染め出す検査を行いその状況により選択することが多いですね。かかりつけの歯科医院でみてもらうのが良いようです。

 

インプラントって怖い?高い?

 

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

  

このブログを読んで頂いている皆様は、

インプラントについて

どのようなイメージをお持ちでしょうか?

 

痛い?怖い?保険治療の範囲外である?

 

人それぞれ様々だと思います。

 

また、最近はマスコミなどの偏った報道や、

インターネットからの情報により、

ネガティブなイメージを持たれている方も

一部にはいらっしゃるかもしれませんね。

 

現在、わが国において歯科医院の数は

コンビニエンスストアーよりも多く、

今も増え続けています。

 

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全国的に歯科医院が増えている中、

インプラント治療を専門にする歯科医院は

増加の傾向にあります。

 

インプラントが導入され始めた

二十年ほど前は、

インプラントの専門医もまだ少なく、

治療自体が慎重に行われていました。

 

しかし、この数年ほどで

材料や医療機器など格段に進歩がみられ、

より使いやすく、

安全なインプラントや周辺機器が

医療機器メーカーからリリースされました。

 

これらの事から、

インプラントが歯科医師にとって

より身近なものになり、

インプラント治療を診療科目の1つとして

看板を掲げる歯科医院が

増えてきたのです。

 

現在、

インプラント治療は普及し続けています。

 

しかし、症例数が増えている分、

問題を耳にする事も増えていると思います。

 

実際にあったトラブルなどを聞くと

どうしても怖くなってしまいますが、

大切なのは歯科医院選びとその後の

患者様ご自身がなさるメンテナンスなのです。

 

ネガティブな面ばかりではなく、

インプラント治療を受けたことで、

充実した毎日を

送ることができるようになった患者様や、

咬めることが再びできるようになり、

人生を好転させた患者様、

インプラント治療を受けて

本当によかったなどの声も

たくさん聞いております。

 

きちんとした実績と経験のある歯科医師や、

歯科用CTなどが設置が充実している

歯科医院などを選ぶことで、

本来の安全なインプラント治療を

受けることができるのです。

 

インプラント治療を受ける

決心がつきましたら、

治療やその流れなどの説明を

しっかりと受けることができ、

患者様ご自身が納得いくまで付き合ってくれる

歯科医師を探すことも大切なことなのです。

 

歯科医師との信頼関係が、

後々のトラブルも起こりにくくします。

 

インプラントン対する知識や技術は、

歯科医師によりポテンシャルが

大きく違うことも知っておくべきでしょう。

 

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歯は皆さまにとって一生のものであり、

インプラント治療はリスクを背負って

高い医療費を患者様ご自身が支払うものです。

 

インプラント治療に対して、

後悔することがないように

歯科医院選びや情報収集を十分に行った上で、

インプラント治療に臨むことが

重要であると考えます。

 

 

インプラント後はケアも大事!

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

歯科治療はインプラントオペに限らずですが、

局所麻酔をよく使用します。

 

局所麻酔の効果があるうちは、

全く痛くなく歯の治療が進みます。

 

ただ麻酔が効いているうちに食事をすると、

上手く食物が飲み込めなかったり、

よだれが垂れてしまうこともあります。

 

局所麻酔直後の食事は、

なるべく避けるようにしましょう。

 

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そして、麻酔が切れると痛みや

腫れが出てくることもよくあります。

 

外科処置を行った後は、

抗生物質と痛み止めを処方します。

 

特に抗生物質は最適な薬効を出すために、

時間や量を正しく守ることが大事です。

 

インプラントの手術後は

激しい運動などは避けて、

当日は安静にすることをお勧めいたします。

 

インプラント手術は外科治療なので

何事も注意するに越したことはありません。

 

下記にインプラントの手術後の注意事項や

ケアなどをまとめてみました。

 

 

◆処方薬

 

インプラント手術後は、

抗生物質や痛み止めなどが処方されます。

 

雑菌から傷口を守る為にも

抗生物質などの薬が必要となるのです。

 

状況に応じて、

必ず歯科医師の指示通りに飲む事が必要です。

 

 

◆入浴

 

インプラント手術後の入浴は

血液のめぐりが良くなるので控えてください。

一度止まった血が

また出血する事がありますので、

シャワーのみをお勧めいたします。

 

 

◆歯磨き

 

歯磨き自体は大丈夫ですが、

インプラント手術後の傷口は

炎症を起こしやすく不安定なので、

傷口には触れないようにしましょう。

 

手術の後に、歯科医師から

歯磨きの仕方について説明があるはずです。

 

うがい薬や専用歯ブラシなどを

貰えることもあるので、説明をよく聞いて、

歯科医師の指示に従って

お口のケアをしましょう。

 

 

◆うがい

 

出血や患部などが気になり、

うがいを頻繁にしてしまうと、

なかなか血も止まりにくくなるばかりか、

痛みや治りを悪くする原因となるので

注意しましょう。

処置直後は唾液に血が混ざりますが、

どうしても止血しない場合は

ティッシュペーパーでも構いません、

傷口に当てて圧迫するようにして下さい。

 

 

◆食事

 

食事は手術後当日中から

とっていただいて構いません。

ただし、噛む力が必要な

かたいものなどは避けてください。

 

術後23日は、おかゆやうどん、スープなど、

あまり噛まなくても良い

やわらかいものをお勧めします。

また、刺激物は避けてください。

 

 

◆アルコールや喫煙

 

アルコールに関しては、

数日間は傷口の炎症を防ぐためにも、

我慢しましょう。

術後しばらくは禁煙していただきます。

 

喫煙においては、

喫煙者のインプラント成功率は、

非喫煙者よりも低いデータがでています。

 

喫煙は骨の形成の邪魔をしてしまうため、

手術で埋め込んだインプラントが

骨と結合する妨げとなってことが

原因とも言われています。

 

喫煙は控えることが、

インプラントを成功へ導きます。

 

健康の為にもインプラント手術を機会に

禁煙してみてはいかがでしょうか?

 

インプラント手術後のケアは、

その手術の成功率にも

大きくかかわってきます。

 

手術後に受ける歯科医師の指示を

しっかりと守り、

また、処方されたお薬などは、

用法用量を守って

しっかりと飲み切ることをお勧めいたします。

 

いくつかの注意点を踏まえ、

それでもまだ、患部などに強い痛みや

違和感などがございましたら、

施術した歯科医院の担当医に相談しましょう。

 

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インプラント義歯

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

前回に引き続き、

インプラント義歯について書かせて頂きます。

 

本日は種類についてお話しますね。

 

◆インプラント間を

渡した金属のバーを支えにした

インプラント義歯

 

【構造】

上顎または、下顎に歯が無い患者様対象の

インプラント義歯になります。

 

左右対称にインプラントを埋め込み、

金属のバーを連結し、

その上に義歯を装着させる構造です。

 

【メリット】

・通常の義歯と比べ、安定する。

・入れ歯の取り外しが可能で、

    メインテナンスがしやすい。

・入れ歯による痛みなどの負担を軽減できる。

・顎の骨の退化を予防することができる。

 

【デメリット】

・他のインプラント義歯と比べると、

    インプラントを埋め込む本数が多くなる。

 

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◆ボールヘッドのインプラント義歯

 

【構造】

主に下アゴに適用される治療法です。

入れ歯と接する土台の先端が

ボール状になっており、

入れ歯側のシリコン製のゴムにピッタリ合い、

ホックのように固定する方法。

 

【メリット】

・入れ歯の取り外しが可能で、

    メインテナンスがしやすい。

・入れ歯による痛みなどの負担を軽減できる。

・顎の骨の退化の予防ができる。

・バータイプと比べ、

   インプラントの使用本数が少なく済む。

・壊れてもすぐに修理ができる。

 

【デメリット】

・入れ歯に少し遊びがあるので、

     口腔内で動く場合がある。

・入れ歯側のシリコンゴムの

     取り換えが必要である。

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◆磁石を使用したインプラント義歯

 

【構造】

入れ歯の固定に、

磁石を使ったインプラント義歯。 

 

【メリット】

・入れ歯の取り外しが可能で、

    メインテナンスがしやすい。

・入れ歯による痛みなどの負担を軽減できる。

・顎の骨の退化の予防ができる。

・修理しやすい。

・磁力なので安定しやすい。

・適度に入れ歯を外しやすい。

 

【デメリット】

・インプラントが20度以上に傾いて

    埋め込まれているときは、

    磁石の威力が発揮しづらい。

    つまり、インプラントの埋め込み手術で

    複数のインプラントを平行に

    埋め込む必要があるため、

    シビアな技術が必要。

MRIなどの検査の際は磁石を一時、

    取り外さなければならない。

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これらの構造はインプラントの上に

義歯を装着する為、

従来の入れ歯と比べると

安定性が格段に高くなります。

 

従来の入れ歯は、歯の無い部分(粘膜)に

乗せているだけなので動いてしまいます。

 

しかし、これらのインプラント義歯は

顎の骨に固定源があるので動きません。

 

適度な刺激があることで

顎の骨の退化が予防でき、

安定性の向上、

安心して物を噛んだりすることも可能です。

 

 

ALL-ON-4 (固定式ブリッジ)

 

【構造】

All-on-4(オールオンフォー)

という技術があります。

歯をすべて失った患者様あるいは

残った歯をすべて抜歯する予定の患者様に

46本のインプラントを埋め込み、

その日のうちに義歯に固定します。

手術当日から食事も可能になるという

インプラント治療法です。

 

【メリット】

1日で仮義歯を入れることもできる。

・骨のない人でも適応が可能な場合もあり、

    応用範囲が広い。

・通常のインプラントでは

    上アゴもしくは下アゴの歯がない患者様は

    約10本~14本のインプラントが必要と

   いわれていますが

    All on 4では46本で済むため、

    患者様の肉体的、経済的負担が少ない。

 

【デメリット】

・自分で取り外しができない

・細かい審査診断や術者の技量が重要になる。

・インプラントの上に義歯が装着されるので

     義歯特有の違和感はある。

 

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このように、

インプラントオーバーデンチャーの

種類はいくつかあり、

一番自分のニーズにあった構造のものを

かかりつけの歯科医院などで

相談、選択することが大事です。

 

そして、インプラント治療は

その後のメインテナンスが

重要な事言わずもがなです。

 

埋め込んだインプラントの清掃が不十分だと、

インプラントの周囲で細菌が増殖します。

 

周囲組織で炎症が起こる

「インプラント周囲炎」を

発症する恐れがあります。

 

また、汚れた義歯を装着していると

「義歯性口内炎」が起こりやすくなるため、

日常的にしっかりとメインテナンスを

行うことが大切になってきます。

 

 

入れ歯が合わなくなったらインプラント?

 

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

入れ歯が合わなくて食事や会話でお困りの方、

いらっしゃるのではないのでしょうか?

 

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入れ歯でお困りのほとんどの方は、

顎の骨がやせてしまっています。

 

入れ歯の調整で入れ歯を安定させることが

困難なため、しっかり噛めないまま

我慢して入れ歯を使用していると

言われています。

 

そこでインプラントを埋め込み、

入れ歯とインプラントを連結し、

入れ歯が動かないように

しっかり安定させることのできる

インプラント治療があります。

 

このようなインプラントと

義歯を連結したものを

インプラントオーバーデンチャーと呼びます。

 

このインプラントオーバーデンチャーは、

入れ歯がはずれにくく、

しっかり噛むことができるため、

お食事や会話が快適にできます。

 

粘膜で入れ歯を支えるには限界があり、

インプラントを用いて入れ歯を支持する事は、

物を噛む能力を向上させるには

最適な治療方法です。

 

 

インプラントオーバーデンチャーのメリット

 

1入れ歯を支える力が大きい。

⇒噛む力が大きくなり、

よく噛めるようになる。

 

2粘膜の負担を少なくできる。

⇒歯槽骨の吸収をおさえて、

入れ歯が安定する。

 

3総入れ歯の構造なので

治療計画がシンプルで見た目も悪くない。

⇒治療期間の短縮や治療の確実性が上がる。

審美的な回復ができる。

 

4構造がシンプルで修理がしやすい。

⇒入れ歯を支えている歯にトラブルがでても入れ歯の修理がしやすい。

 

5入れ歯の取り外しができるので、残っている歯へのケアがしやすい。

⇒予後に不安がある歯も

保存して治療ができる。

 

6通常のインプラント治療と比べて、

費用が安価である。

⇒歯の喪失本数が多い場合、

埋め込むインプラントの本数を減らす事が

できるので、結果として安価にできます。

 

 

しかしデメリットもあります。

 

入れ歯を支える力が大きくなり、

噛む力が大きくなることで、

入れ歯が割れやすくなり、

人工歯も消耗しやすくなります。

 

その対応策として金属のフレームで

入れ歯の補強や、入れ歯の厚みをとるような、

噛み合う大きな力に対しての工夫が

必要になります。

 

また、粘膜の負担が軽減されることによって、

入れ歯を支える歯や

インプラントに負担がかかるので、

その負担のバランスをとるような

設計などにも工夫が必要になります。

 

なぜなら、バランスの悪い設計の入れ歯は

動揺や破折につながるからです。

 

インプラントオーバーデンチャーは、

入れ歯を、健康な歯(歯が残っている場合)と

インプラントで支えるので、

力のバランスを考えて

設計することがなにより大事になります。

 

そこで、設計は今の状態だけでなく、

将来の変化を予測して行うことが

重要なります。

 

設計がうまくいかないと、

入れ歯が安定しない状態になり、

結果的に壊れてしまうのも早くなります。

 

また、上記で言及しました通り、

噛む力が向上するため、

お食事の質なども格段に上がります。

 

入れ歯を補強していくことを

見越したデザインにすることが

不可欠になってきます。

 

また、補強するデザインが良くないと、

短期間で壊れてしまう可能性も高まります。

 

噛む力のバランスを考慮した設計と

入れ歯の補強を見据えた

デザインにすることにより、

安定したよく噛める

インプラントオーバーデンチャーが

生かされるのです。

 

次回はオーバーデンチャーの種類などを

ご紹介いたしますね。

 

インプラント手術の成功率を上げる秘訣

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

前回の続きです。

 

インプラントの埋め込み手術で、

1番のポイントは顎の骨の状態とその量です。

 

骨の中には血管や神経、空洞があり、

しっかり埋め込むことが

難しい場合があります。

 

骨量が少なかったりした場合は

主に骨補てん材という人工の骨を使用して

骨の量を増やす「増骨手術」というものを、

インプラントを埋める前、あるいは、

埋めると同時に行う事があります。

 

特に上アゴ臼歯の上方には

上顎洞という空洞があります。

 

上顎臼歯が抜けて

その場所の骨が痩せている場合、

長さ約1cmのインプラントを

埋めようとすると

その先端が上顎洞に

突き抜けてしまうことがあります。

 

このような場合は、

上顎洞内に骨を造る手術を併用します。

 

「サイナスリフト法」と「ソケットリフト法」

2種類の術式があります。

 

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◆サイナスリフト法

「開窓法」「ラテラルウィンドウテクニック」

とも呼ばれます。

 

上アゴの歯肉の側面に切開を入れ、

骨面を露出し

さらに1030mm程ある歯槽骨に

窓を作ります。

 

上アゴの骨の上にある空洞(サイナス)

アゴの骨の間にある薄い膜(シュナイダー膜)

剥がして持ち上げ、

シュナイダー膜と顎骨の間に

人工の骨を充填して、インプラントを

埋め込めるだけの骨の厚みを作ります。

 

その後は治癒期間をおいて、

骨ができあがり安定したのちに

インプラントを埋め込むという方法です。

 

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◆ソケットリフト法

ソケットリフト法はサイナスリフト法と同様、

上顎の骨量が少ない場合に行う治療方法で、

「非開窓法」「オステオトームテクニック」

とも呼ばれます。

 

サイナスリフト法の場合は、

歯肉を切り開いて骨面を露出させましたが、

これに対してソケットリフト法は、

インプラントを入れる場所から、

骨補填材などを充填します。

 

そのため歯肉などを切除する必要がなく、

手術による傷が

少なくて済むという安心感があり、

サイナスリフト法と比べて傷口が小さいため、

痛みや腫れなども少なく、

手術時間も短いことから

身体への負担が少ない施術方法と

言われております。

 

また、同時にインプラントを埋め込むため、

歯を入れるまでの期間も短くなります。

 

ただし、ソケットリフト法では

造成可能な骨が部分的で制限があり、

粘膜の状態が目で確認できないなどの

デメリットもあります。

 

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サイナスリフト法かソケットリフト法か、

これらは安易に選択できるものではなく、

あくまでアゴの骨の状態によって

決まるものです。

 

1番良いのは、これらの手術をせずに

インプラント治療ができることなのです。

 

そのためにも、かかりつけの歯科医院での

定期検診などが必要になってくるのです。

 

インプラント治療にご興味ある方は

お気軽にパール歯科医院まで

お問い合わせください。

 

 

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