歯の豆知識ブログ

親知らずは抜く?抜かない?

 

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

歯の一番奥に、

一番最後に生えてくる親知らず。

 

親知らずは他の歯を圧迫して歯並びが

悪くなる原因になってしまう場合があります。

 

でも、親知らずだからと言って必ずしも

抜かなくてはいけないわけではないことを

皆様はご存知だったでしょうか?

 

今回は、親知らずを抜いたほうが良い場合と、

抜かなくて良い場合についてご説明致します。

 

まず、親知らずとは?

親知らずの正式名称は「第三大臼歯」です。

 

最前方の前歯から数えて8番目にある、

最も奥の歯を言います。

 

永久歯が生えそろった後で

生えてくることが多いため

「親に知られることなく生えてくる歯」

という意味でこのように

呼ばれるようになったようです。

 

また、親知らずは

誰にでも生えてくるものではありません。

 

親知らずが生えたことがない

という人も多くいます。

 

また親知らずは、歯並びや生え方、

歯の状態によっては、

親知らずを今後の歯の治療に

活かすことができる場合もあるのです。

 

親知らずを抜いた方が良い場合と、

抜かない方が良い場合について

下記でご紹介します。

 

まず抜いた方が良いケースとは、

親知らずが変な向き、

または半分埋まって生えているために

歯磨きがしづらく、歯周病や虫歯の

リスクが高い場合、もしくはすでに

虫歯になってしまっている場合です。

oyashirazu003.png

他にも上下の親知らずが

噛み合っていない場合、

親知らずが原因で歯並びが悪化しそうな場合、

もしくはすでに悪化している場合、

歯列矯正のために歯を動かすスペースを

作る必要がある場合など、いくつかあります。

 

親知らずは歯磨きがしづらいために

虫歯や歯周病になりやすいのです。

虫歯の放置は口臭や歯茎の腫れなど

口内環境の悪化にもつながります。

 

トラブルのある親知らずが生えている限り、

歯並びの悪化や虫歯のリスクを

ずっと抱えていることになります。

 

そのようなリスクや他の歯へ悪影響を及ぼす

可能性が高い親知らずは、

早めに抜歯をした方が良いのです。

 

海外旅行や妊娠出産などの予定がある方も、

治療に行けないタイミングで

虫歯や歯茎が痛む

という可能性もあるので、

早めに抜歯することをおすすめします。

 

では、逆に親知らずを抜かなくてもよいのは

どのようなケースでしょうか?

 

親知らずが真っすぐ生えていて虫歯がなく、

上下がきちんと噛み合っている場合、

完全に骨の中に埋もれていて、

レントゲンで確認した時に横を向いているが、

周囲の歯や歯並び、かみ合わせ、

骨などに影響がない場合などです。

oyashirazu004.png

親知らずは、その存在自体が

問題なわけではありません。

 

トラブルのない親知らずであれば、

入れ歯やブリッジの支えに使ったり、

虫歯などで歯を抜いた場所へ矯正治療などで

移動させるということもできます。

 

親知らずを抜かずに残しておくことで、

将来的に治療の選択肢が

増える場合もあります。

 

親知らずは、

その治療や抜歯をしないまま放置しておくと、

虫歯や歯周病の悪化を招くだけでなく、

ほかの歯にも影響を与えることになるのです。

 

歯並びの崩れや顎関節症の原因にもなるため、

早めに対処することがおすすめです。

 

特に女性は妊娠や出産時に

親知らずのトラブルが

起こりやすいと言われています。

 

ホルモンバランスの変化から抵抗力が落ち、

親知らずに強い痛みが出ることもあるのです。

 

妊娠時は薬の服用に制限があるため、

痛みを我慢しなければなりません。

そうなる前に、対策を考えておきましょう。

 

親知らずはトラブルの原因になりやすいため、

抜歯をすすめられる場合が多いと思います。

 

自分の親知らずは

本当に抜かなければならないのか、

抜くとしたらその理由は何なのか、

きちんと知っておくことが必要だと思います。

 

親知らずを抜く際には、

注意点もいくつかありますので、

親知らずなどのことで

ご不明な点等ございましたら

パール歯科医院まで

是非お問い合わせください。

 

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