歯の豆知識ブログ

免疫について

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

いつもブログを読んでいただき、

ありがとうございます。

 

突然ですが、皆様は

「免疫」という言葉ご存知でしょうか?

 

今日はその『免疫』について

書かせていただきたいと思います。

 

普段よく聞く言葉ですが、

意外と意味をわかっているようで、

いないような・・・?

 

そんな方のために·····

 

免疫とは、

『病原菌や毒素が体に入っても

病気にかかりにくい状態にあること』

 

あるいは、

 

『病気を防ぐために

誰もが持っているすごいチカラ』

のことを指します。

 

誰もが知らないうちに

自分で病気を防いだり、

自然治癒させたりしています。

 

それは全て、

免疫のチカラ「免疫力」のお陰です!

 

この免疫力が下がってしまうと、

風邪をひきやすくなります。

もちろん風邪だけではなく

様々な体の不調の引き金になります。

そしてやはり

歯周病も進んでしまうのです。

 

実は免疫力と歯周病は

とても密接な関係にあります。

 

歯周病を進めないためには、

①しっかり歯磨き

②定期的に歯科医院でクリーニング

 

これにプラスして、

免疫力がアップするように

心がけて生活してみて下さい。

 

普段風邪をひきやすい方も

こちらを意識してみて下さいね。

 

 

具体的に挙げますと、

 

⑴十分な休養

 

休養の中でもやっぱり睡眠が

一番の活力の源です!

睡眠不足は免疫力低下の

一番の原因になってしまいます。

時間も含め、質の高い睡眠を

とるようにしていきましょうね。

なかなか難しいかもしれませんが、

睡眠時間を確保するために

スケジュールを組んでみたり、

寝る時の環境を整えてみたりなど、

少しずつ実践してみてください。

規則正しい生活で、目覚めもスッキリ!

 

 

⑵適度な運動

 

適度な運動はとても大切です。

体力があまりない方でしたら

軽いジョギングからでもOKです!

無理すると逆に免疫力が

下がってしまいますからね。

まずは軽い運動から始めてみてください。

体力がついたら、

徐々に距離などを伸ばしましょう。

他にも水泳、自転車や

エアロビ系の運動も効果大です!

 

 

⑶栄養バランスの良い食事

 

外食が多い方は特に注意が必要です!

肉や炭水化物(ご飯・パン・麺類)

だけではなく、野菜や果物、

海藻等も摂るように意識してみて下さい。

ビタミン不足にならないように

注意してくださいね。

特にビタミンCを摂取しましょう!

サプリメントも場合によっては有効です。

 

以上の3つを意識して

免疫力アップを心がけてみて下さいね。

 

しつこくなりますが、

免疫力が高まれば、歯周病予防だけでなく、

すべての病気に対して強くなります!

流行病等もございますので、

しっかり免疫力を高めて、

丈夫な身体作りをしましょうね! 

 

 

歯周病

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

今まで度々、「歯周病」という言葉を

このブログで使ってきました。

 

皆様は「歯周病」が

どのような病気かご存知ですか?

 

歯周病とは、

『歯と歯肉の境目についた歯周病菌が

引き起こす病気』のことです。

 

健康な歯肉はピンク色ですが、

歯周病が進むと赤く腫れ上がります。

 

これは毛細血管が膨れ上がり、

赤血球が透けて見えるからなのです。

 

そして歯と歯肉の境目の

溝(歯周ポケット)が形成され、

徐々に深くなっていきます。

 

歯肉の腫れがますます膨らんでいき、

歯ブラシをかけると

血がでてきてしまいます。

ここまでくると要注意です!

 

でも実は多くの人が

放っておいてしまうんです。

 

何故なら、痛みがあまりなく、

自覚症状がそこまででないからなのです。

 

歯周病は免疫力と

密に関係している病期です。

 

歯周病が原因で多少の症状が出たとしても、

放っておいて、自然と症状が落ち着く

なんてこともよくあります。

 

ここからどんどん歯周病は悪くなります。

 

歯周病が進んで歯周ポケットが深くなると、

歯ブラシが届かなくなってしまいます。

 

こうなってしまうと汚れっ放しのエリアが

形成されていってしまうんです。

 

ここが歯周病菌の生産工場となります!

歯周病菌が増殖し放題になります・・・!

 

ここまでくると、歯周病治療に手慣れた、

歯科医師や歯科衛生士でないと

治療ができません。

歯肉の奥底の汚れをとるのは難しいのです。

 

そして歯を支えている骨(歯槽骨)が、

歯周病菌で溶かされ歯が揺れてきます。

そうなってしまうと

歯は抜くしかなくなります。

 

歯周病は成人の80%以上の人が

罹患しているといわれています。

 

この人達は必ず入れ歯やブリッジ、

インプラントなどになってしまいます。

 

歯周病を進行させないためには、

 

⑴丁寧に歯を磨きましょう!

 

歯ブラシだけでなく、

糸ようじや歯間ブラシも使ってみましょう。

 

⑵定期的に歯科医院で

お口のクリーニングをしてもらいましょう!

 

自分で磨けない部分は

誰にでも必ずあります。

ですから専門家に

綺麗にしてもらいましょう。

 

⑶規則正しい生活を心がけましょう!

 

睡眠不足等には注意が必要です。

充分な睡眠をとり、免疫力を高めましょう。

 

そして一番大事なのは、

歯周病の症状が出てない人でも

これらのことを実行する事です!

 

自分の歯と一生付き合っていくためにも、

毎食後に歯磨きを心がけ、

出来ない部分は歯科医院でやってもらい、

規則正しい生活をして

体調もお口の中も健康に過ごして下さいね。

 

 

喫煙と歯周病

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

まずはこの写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

歯の裏側についてしまった

大量のタバコのヤニです。

 

これは典型的なヘビースモーカーの

お口の中です。

 

おそらく1日20本以上の喫煙が

あるのではないでしょうか?

 

歯石も同じく大量に付着しています。

 

このお口の中は

高度の歯周病が予想されます。

 

それと注目していただきたいのは、

歯肉の腫れがあまりない事です。

 

喫煙する歯周病患者様の特徴なんです。

 

タバコを吸うと、毛細血管が収縮します。

すると歯周ポケットの奥底に潜む歯周病菌を

免疫の力で叩けなくなってしまうのです。

 

通常の場合、歯周病は進行すると

歯肉から血が出ます。

 

歯周病菌が潜む局所(歯周ポケット)に

大量の血液を送るために

毛細血管がパンパンに膨らみ、

血液中の白血球や各種免疫細胞が

歯周病菌を叩くためです。

 

タバコを吸う人はこの免疫機構が

阻害されてしまうので、

歯茎が腫れにくくなるのです。

 

歯は汚れているけど、

歯肉は腫れておらず・・・。

なんて状態は大変危険なんです!

 

そうじゃなくても歯周病は、

急速に進んでしまうものです。

 

それに喫煙が加わってしまうと、

加速にさらに加速!

といった状態で進んでしまうんです!

 

歯肉から血が出ないので、

患者様も気にかけない場合が多くあります。

そうすると気付かないうちに

実はどんどん歯周病が

進んでいるかもしれません。

 

タバコは是非やめて下さい。

 

パール歯科医院では、

初めて来院される患者様には

「予診票」といって

事前アンケートのようなものをとります。

 

この予診票の質問項目の中に

「喫煙されますか?」

「される場合は、1日何本喫いますか」

という質問事項があります。

 

喫煙される患者様には、

『禁煙することで歯周病へどれだけ有効か』

を説明するルールが、

パール歯科医院の中にはあるのです。

 

しつこくなりますが、繰り返します。

 

タバコは是非やめて下さい。

 

タバコを止めると、

歯周病の予防だけでなく、

脳卒中、心筋梗塞、高血圧、

動脈硬化、肺癌、各種癌、

糖尿病からうつ病まで予防できます。

こんなにいいことありません。

 

 

ですからタバコが及ぼす

歯への影響をパール歯科医院では

お伝えしていきたいと思っています。

 

禁煙しようか悩んでいる方、

こちらをご覧になって

タバコを我慢してみて下さい。

少しずつ減らしていくことが大切です。

 

歯だけではなく身体に及ぼす

影響についても考えてみて下さいね。

 

皆様のお口の中の健康を守る

お手伝いが少しでも出来ればと思います。

 

 

 

女性ホルモンと歯周病

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

歯の豆知識を読んで頂いている読者の皆様、

いつもありがとうございます。

 

読者の皆様に有意義で、

少しでもご自分の歯に

興味を持っていただけるような内容を

これからも綴っていきたいと思います。

 

今回は歯の豆知識のお話は、

女性ホルモンと歯周病についてです。

 

思春期の女の子には、

急に歯肉が赤くなったり、

腫れてしまったり、

出血しやすくなったりすることがあります。

 

実は女性の生理が始まる頃から

女性ホルモン(エストロゲン)が

急に増え、わずかな刺激で

歯肉が敏感になってしまうんです。

 

歯周病の原因は、歯周病菌です。

この歯周病菌にも

かなりの種類があるのです。

100種類とも1000種類とも

いわれています。

 

ただ明らかなのは

エストロゲンを栄養にして繁殖する

歯周病菌(インターメッド菌)

というのがあるという事です。

 

エストロゲンが増加すると、

このインターメッド菌も増加して

歯周病が進んでしまうんです。

 

男性と女性と比べて、

歯周病で歯が無くなる割合は、

女性の方が高い傾向にあります。

 

その原因は、このあたりにあるようです。

 

女性には、男性の口の中にいない

歯周病菌がいるためリスクも上がるのです。

 

ですから女性の方は、

お口の中の衛生管理を

今以上に徹底してみて下さいね!

 

特に妊娠中の女性の皆様、

妊娠中は普段以上にお口の中を

いたわって下さいね。

 

エストロゲンは妊娠すると増加し、

それを栄養素とする歯周病菌も

増加してしまいます。

 

つわりがあると、

ブラッシングをするのが

億劫になりがちですよね。

 

するとお口の中が汚れて、

歯肉の炎症が起きたり

虫歯になり易くなったりしてしまいます。

 

お腹の中の赤ちゃんに

あまり良くありません。

そうならないようにしていきましょうね。

 

歯磨きに勝る予防法はないのです。

 

大変でもなるべく歯磨きをするよう、

心がけてみてください。

 

デンタルフロスや歯間ブラシ、

タフトブラシも使えると尚良いです。

 

産まれてくる赤ちゃんのためにも

是非やってみてくださいね。

 

妊娠中は、お薬や治療に制限があるので、

大きなトラブルが発生しても

治療がしづらい場合がよくあります。

 

麻酔の注射や

レントゲン写真を撮影する場合は、

特に慎重を期します。

 

ご結婚されましたら、

何もなくても歯科医院に通院しましょう。

 

特に虫歯の疑いのある歯がある場合、

必ず来院して治療して下さいね。

 

また、親知らずが腫れ易い方も同様です。

 

最悪の場合、歯の神経を抜いたり

歯自体を抜かなければならない事もあります。

 

その際に麻酔は必須ですし、

レントゲン写真も撮影する事も多いのです。

 

特に安定期以外は、注意が必要です。

 

実際は麻酔注射もレントゲンも、

妊婦さんに与える影響は

ほぼ0といわれています。

しかし0ではないのです!

 

ご結婚されて、妊娠の可能性がでてきたら

その時にある虫歯は治療して、

できれば親知らずも問題が起きる前に

抜いてしまった方がよいでしょう。

 

それともう一つ、

タバコは喫わないで下さい。

妊娠中の喫煙が

胎児に及ぼす悪影響はもちろん、

歯肉にも良くないです。

虫歯は放っておかずに、

早めに治してしまいましょう。

ご妊娠されてる方も、

御自身の体調と相談して

歯科医院にお越しくださいね。

 

 

 

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