院長ブログ

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出っ歯や受け口はインビザラインで治せる?

みなさま、こんにちは

川崎市「小島新田」駅から徒歩1分のパール歯科医院 院長の藤田です。

当院は、歯を守りたい、健康を実現したいと願う方の歯科医院で、担当歯科医師•歯科衛 生士があなたの健康をサポートいたします。

目次

1.はじめに

2.出っ歯の原因とは?

3.出っ歯をそのままにするとどうなる?

4.受け口の原因とは?

5.受け口を放置すると起こる問題

6.出っ歯や受け口はインビザラインで治せる?

7.まとめ

 

1.はじめに

今回は、上顎前突と呼ばれる出っ歯や化学前突受け口の原因や放置によるリスク、そしてインビザライン矯正での治療 が可能かについてご紹介します。

歯並びや嚙み合わせの乱れは、見た目だけでなく咬み合わせ等お口の健康にも大きな影響を及ぼしま す。中でも「出っ歯」や「受け口」は、日本人に比較的多い歯並びの問題であり、長く放 置するとさまざまなリスクが伴います。近年は、目立ちにくく取り外し可能なマウスピース矯正 「インビザライン」が人気を集めており、「出っ歯や受け口にも使えるの?」という疑問が出てきております。結論を先に書くと可能であるが、難しい場合もあるということです

2.出っ歯の原因とは?

出っ歯(上顎前突)は、上の前歯が前方に大きく突き出ている状態を指します。この状態 にはいくつかの原因があり、大きく「歯並びによるもの」と「骨格によるもの」と「悪い習慣によるもの」に分けられます。

歯並びが原因の出っ歯は、子供時代の指しゃぶりや舌で前歯を押す癖(舌癖)、ロ呼吸などの生活習 慣によって前歯が前に傾いてしまった場合に起こりやすいです。一方、骨格が原因の場合 は、上顎そのものが前に突出している、または下顎が小さく後方に引っ込んでいることが 影響しています。骨格性のものは遺伝的要素が強い傾向にあります。

3.出っ歯をそのままにするとどうなる?

出っ歯をそのままにしておくと、審美的な問題だけではなく、口元の健康や生活の質にも 影響します。まず、ロを閉じにくくなり、常に唇が開いた状態になってしまうことでロ呼吸になってしまう事ご存じでしょうか?これにより口腔内が乾燥しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高くなることがわかっています。また、前歯に強い力が加わることで歯が欠ける、転倒時に前歯を損傷しやすくなる、事例も多くなります。

さらに、審美的な面でも悩みを抱える方が多く、自信を持って笑えない等の心理的な影響も無視できません

4.受け口の原因とは?

受け口(下顎前突)は、下の前歯や下の顎の骨が上の前歯よりも前に出ている状態です。こちら も原因は歯の位置の異常による「歯性」と、顎の骨格が大きく前方に成長してしまう「骨 格性」に分類されます。「悪習癖によるもの」もみられますが、上顎前突と比べ少ないようです。

歯性の受け口は、嚙み癖や舌の使い方の影響、乳歯の早期脱落などで前歯がずれてしまう ケースが多く見られます。骨格性の場合は遺伝的な要因が強く、成長期に下顎が過剰に発 達してしまうことで生じます。

5.受け口を放置すると起こる問題

受け口も放置することで多くの問題が出現します。まず、見た目として「しゃくれて いる」と言われるような口元になりやすく、コンプレックスを抱く方が少なくありません

さらに、嚙み合わせのバランスが崩れているため、奥歯や顎の関節に過度な負担がかかり、顎関節症のリスクが高まります。また、発音にも影響しやすく、特にサ行•タ行など の発音が不明瞭になることがあります。

食事に関しても、前歯で嚙み切る動作が難しいため、食べ物を細かく嚙み砕くのに時間が かかる、胃腸に負担がかかるといった不都合もあります。

そしてまみよりよりも正常な前歯のかみ合わせが、確率されず奥歯に多大な咬合力がその結果奥歯から歯の寿命が短くなるというエビデンスも出ています

6.出っ歯や受け口はインビザラインで治せる?

多くのケースでインビザラインによる出っ歯•受け口の治療は可能で す。特に「歯の位置」によって起こっている場合(歯性)は、マウスピース型矯正装置で 徐々に歯を移動させることで改善が期待できます。

ただし出っ歯の場合、上の前歯を後方へ下げる治療が行われます。軽度〜中等度の出っ歯であれ ば、インビザライン単独で対応可能なケースもありますが、顎間ゴムの使用などを併用することもあります。場合により、ワイヤーブラケットによる治療をおすすめする事もあります。

受け口についても、前歯の傾きをコントロールすることで見た目や機能面の改善が可能で す。ただし、骨格そのものに大きな問題がある場合(骨格性の重度の受け口)には、ワイヤーブラケットの方が確実に治りますし外科矯正(手術を伴う治療)が必要となることもあります。

インビザラインは装置が透明で目立ちにくく、取り外しが可能なため、20代〜50代の方に も人気があります。また、痛みがほとんどなく、食事や歯磨きのしやすさも大きな メリットです。

7.まとめ

出っ歯や受け口は、見た目の問題だけでなく、口腔内の健康や発音、咀嚼機能、そして心 理的な面にも大きな影響を及ぼします。インビザラインによる矯正は、これらの問題を目 立たず、快適に改善が期待できる治療法です。

その反面、インビザラインは歯の移動距離やその確実性においては、針金を使用するワイヤーブラケットという従来の方法の方が確実に治るケースもあります。

医療法人アクアマリンパール歯科医院ではワイヤーブラケット専門医である矯正歯科医師が月に3回来院してくれています、患者様によって、歯並び、かみ合わせ、は多様性にとんでいます。

インビザラインだと仕上がりや治療期間が不確実な時はワイヤーブラケットをおすすめすることもあります。ご承知いただければと思います。

インビザライン矯正にご興味のある方は、お気軽に当院までお問合せください

 

矯正について:https://www.pearl-dental-clinic.net/subject/orthodontics/

インビザラインについて:https://www.pearl-dental-clinic.net/subject/invisalign/

 

パール歯科医院 院長

藤田陽一

院長紹介:https://www.pearl-dental-clinic.net/dr/

症例ブログ:顎関節症とその治療について

川崎区にある歯医者 パール歯科医院 院長の藤田です。

私は日本口腔インプラント学会 認定インプラント専門医を取得しております。当院ではインプラント治療・矯正治療など自費治療に力を入れています。

 

1.はじめに

今回の症例ブログは「顎関節症」についてわかりやすく解説していきたいと思います。

顎関節症とはTMDとも呼ばれ、顎関節の痛み・雑音・運動異常を備えた疾病をさします

原因は複雑をきわめ、筋肉・関節内部・靭帯等の問題でおきると考えられます

顎関節症の大きな特徴として若い女性に多いことです

ただ上記グラフに注目すると年齢が進むにつれ減少していることわかります

これは自然緩解、つまりほっといても治る傾向にある病気であることがいえます

ただ自然治癒せず、悪化の一途をたどり、口があかなくなる場合も一部あるのです

上記顎関節症に関わってくる筋肉です

嚙み合わせに使う筋肉は一つではありません

これらの筋肉に障害が起きると顎関節症につながります

上記顎関節を取り囲む関節包と外側靭帯です

関節包が、デリケートな組織である関節を守り、靭帯が下顎骨と頭蓋骨をつなぐ役目を担っています

ここに障害がでても顎関節症につながります

上記は、顎関節の内部で一番大事なところです

下顎骨と頭蓋骨のつなぎ目は関節円板というクッションになる軟組織があります

これの変形や擦り切れが顎関節症に大きく関わり、自然治癒しない顎関節症に進むことが多いようです

 

上記顎関節症治療の歴史です

この病気の原因は多岐にわたり、先達の歯科医学者によりさまざまな研究が行われました

最初はかみ合わせのずれが原因、次には筋肉や精神的ストレス、さらには顎関節の内部、と原因究明がすすみました

そして現在は、MRIの進歩により新たな切り口での病態の解明がされています

これらの結果より、1970年代米国で頻繁に行われた顎関節における外科的療法は、現在ほぼ行われなくなりました

上記顎関節症の発症要因です

顎関節症は誰にでもおきうる病気です

もともと顎の関節の弱い人・歯ぎしりやかみしめの常習化した人・歯並びの悪い人・精神的ストレス・硬いものばかり食べる人等のいろいろな要因が重なり、一定の耐久力をこえたところで発症すると考えられます。

また弱い痛みでも長期にわたり続くと痛みの原因が除去された後も、痛みがとれなくなることあるのです

 

ということで、症状が同じ顎関節症でもその原因によりいろいろあることがわかってきました。そこで2001年にI~Ⅴ型に分類されたのです

I型からⅣ型まで順番に悪化するのですが、原因が特定できないⅤ型というのも約8%あります

以下関節円板に関わってⅢ型について説明します

関節円板を再度説明すると下顎と頭蓋骨の隙間に介在し下顎が動く際にクッションの役割を担います

その関節円板が、下顎と頭蓋骨の隙間前方に偏移してしまう場合があるのです。するとクリック音と呼ばれる、関節から出る音が開閉時著明になります

これをⅢa型とよびます

Ⅲa型がの病状がすすむと関節円板が前方に偏移しっぱなしになってしまった上に、円板自体が下顎開口運動を阻害し口があかなくなってしまいます。これをⅢb型といいます。

Ⅲa型からⅢb型へ移行するのは、10%程度といわれますがここまでくると生活上おおきな障害がでます

Ⅳb型でずっと口が開かなくなった人が、ある時期から再び徐々に口が開くようになることもあります。開口運動の邪魔にならない位置まで関節円板がずらされたことによります。ただこの状態だと骨と骨が直接触れ合うので、下顎骨の先端部がすり減り・変形を起こしたりします。こうなると以前まであったクリック音から(ポキ・カク)からクレピタス音(ジャリジャリ)に変化する

 

最後に顎関節症の症状はあるが、病態不明な顎関節症です

ストレスが起因する要素がつよいようです

かように顎関節症はふくざつな経緯をたどる疾病といえます

今回の顎関節症の解説はここまでで、次回はその治療法を中心に記していきたいと思います

 

パール歯科医院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、安全性に重きを置いて治療を行っています。これまでに多数の症例を扱ってきた実績もございますので、治療方法や費用についてのご相談はお気軽にお問合せ下さい。

パール歯科医院 治療のこだわり

https://www.pearl-dental-clinic.net/quality/

 

パール歯科医院 インプラント治療7つのこだわりについて

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パール歯科医院

日本口腔インプラント学会 認定インプラント専門医 

院長  藤田陽一

院長紹介 https://www.pearl-dental-clinic.net/dr/

インプラント治療に年齢制限はあるのか徹底解説

みなさま、こんにちは

川崎区にある歯医者 パール歯科医院 院長の藤田です。私は日本口腔インプラント学会 認定インプラント専門医を取得しております。当院ではインプラント治療・矯正治療など自費治療に力を入れています。

目次

〇はじめに

〇インプラントの基本的な仕組み

〇インプラント治療に年齢制限はあるの?

〇若年層のインプラント治療について

〇高齢者のインプラント治療について

〇インプラント治療を受けるためのチェックポイント

〇まとめ

 

〇はじめに

今回は、インプラント治療が可能な年齢があることはご存じでしょうか?

歯を失った際の治療方法の一つとして、インプラントが広く普及しています。天然の歯に近い見た目と機能を持ち、しっかりと噛めることが特徴のインプラントですが、成長過程の若い人には原則行いません。

インプラントとは?

〇インプラントの基本的な仕組み

インプラント治療とは、顎の骨にチタン(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を入れる方法です。歯を失った部分の骨と一体化することで、義歯よりも安定し、天然の歯とほぼ同じように噛むことができます。また、ブリッジや入れ歯と異なり、周囲の歯に負担をかけることがないという長所があり、長期的に見てもメリットの大きい治療法とされています。

インプラントの治療の流れについて
インプラントの治療の流れの動画説明はこちら

 

〇インプラント治療に年齢制限はある?

結論から言うと、18歳以下の患者様にはおすすめできません。わかりやすくするため若年層と高齢者に分けて、それぞれの注意点を解説します。

 

〇若年層のインプラント治療について

インプラント治療は、骨の成長が完了していない若年層には推奨されません。なぜなら、成長途中でインプラントを埋め込んでしまうと、後々周囲の骨や歯の成長を阻害するかもしれないのです。不自然な噛み合わせになってしまうこともよくあります。

一般的に、骨の成長がほぼ完了するのは、18歳前後とされています。しかし個人差があるため、実際にインプラント治療を行う前には、顎の成長が終了しているかどうかをレントゲンやCTスキャンなどで精査することが必要です。

18歳以下でどうしてもインプラント治療を希望する場合は、一時的な対応として部分入れ歯を利用し、成長が終わってから本格的にインプラントを検討するのが理想です。

 

〇高齢者のインプラント治療について

一方、高齢者においては、インプラント治療が可能かどうかはその人の内科的な健康状態によります。加齢そのものはインプラント治療の妨げにはなりませんが、以下のようないろいろな要因が治療の適応可否に影響を及ぼします。

 

  1. 骨の健康状態

インプラントは顎の骨と結合することで安定するため、骨と質の量が十分であることが重要です。しかし、高齢になると骨密度が低下し、特に女性は骨粗鬆症などの影響でインプラントが安定しにくくなる傾向があります。その場合、骨移植や骨再生治療(GBR法)を併用することで、インプラントの成功率を高めます。またスプリットコントロールやOAM法等の特殊な技術を使って痛くなくインプラントを埋める手術をパール歯科では行っています。

 

  1. 全身の健康状態

糖尿病や高血圧、骨粗鬆症、心疾患などの持病がある場合、インプラント治療の成功率に影響を及ぼす可能性があります。特に糖尿病の方で、ヘモグロビンAICの値が7.2以上の方は傷の治りが遅く感染リスクが高まるため

事前に医師と相談し、血糖コントロールをしっかり行うことが重要です。

 

  1. 口腔内の状態

インプラントを長持ちさせるためには、口腔内の衛生管理が欠かせない事いわずもがなです。歯周病が進行していると、インプラント周囲炎を引き起こしやすくなります。特に高齢者の場合、歯周病のリスクが高まるため、パール歯科医院では治療前に歯周病の管理を徹底しています。特にプラークコントロールが重要です。

歯周病とは

また、高齢者の方は、インプラント治療後のメンテナンスを継続できるかどうかも大事です。インプラントは定期的なメンテナンスが必要であり、口腔ケアを怠るとトラブルが発生しやすくなります。特に、手先が不自由になってきた場合や、認知症のリスクがある場合には、ケアを適切に行える環境が整っているかどうかも考慮する必要があります。そのため、家族や介護者と相談し、長期的にケアを続けるためのサポート体制を整えることが大切です。

 

〇インプラント治療を受けるためのチェックポイント

インプラントは一度埋め込めば終わりではなく、長期的予後を良好にするためのケアが必要になります。インプラント治療が可能かどうかを判断するためには、以下の点を確認しましょう。

 

  1. 18歳以下の場合は顎の成長が完了しているか
  2. 骨と質の量が十分にあるか?歯を失った原因は何か?
  3. 生活習慣病が治療の妨げにならないか
  4. 口腔内の健康が保たれているか
  5. インプラント後のメンテナンスを継続できるか

 

〇まとめ

インプラント治療には明確な年齢制限はありませんが、若年層では骨の成長が完了しているかどうかが重要なポイントとなります。一方、高齢者は年齢そのものよりも、骨の健康状態や全身の疾患が治療の可否に影響を与えます。

インプラント治療を検討している方はまず歯科医師と相談し、自分の健康状態や口腔環境をしっかりと把握した上で最適な治療法を選ぶことが大切です。適切なケアを行えば、インプラントは長期間にわたり快適に使用できる優れた治療法であるといえるでしょう。

パール歯科医院では、患者様が安心してインプラント治療を受けられるよう、安全性に重きを置いて治療を行っています。これまでに多数の症例を扱ってきた実績もございますので、治療方法や費用についてのご相談はお気軽にお問合せ下さい。

 

パール歯科医院 インプラント治療7つのこだわりについて

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パール歯科医院 インプラント症例について

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パール歯科医院

日本口腔インプラント学会 認定インプラント専門医

院長  藤田陽一

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歯科治療における局所麻酔について

みなさま、こんにちは
川崎市「小島新田」駅から徒歩1分のパール歯科医院の院長の藤田です。
当院は、歯を守りたい、健康を実現したいと願う方の歯科医院で、担当歯科医師・歯科衛生士があなたの健康 をサポートいたします。

歯科治療を受ける際、「麻酔の注射が怖い」と感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、現代の 歯科医療では技術の進歩により、麻酔時の痛みを大幅に軽減する方法が確立されています。今回は、歯科治 療における局所麻酔について詳しく解説し、当院で実施している痛みを軽減する工夫をご紹介します。

●局所麻酔とは?
局所麻酔とは、特定の部位の痛みを感じなくするために行う麻酔方法です。歯科治療では主にむし歯の治療や 抜歯、歯周病治療、インプラント治療などで使用されます。局所麻酔を適切に行うことで、患者様は痛みを感じる ことなく治療を受けることができます。


歯科治療で使用される局所麻酔には、主に以下の種類があります。
① 浸潤麻酔
最も一般的な方法で、麻酔薬を歯ぐきに注射し、神経の末端をブロックします。虫歯治療や小規模な処置に使 用されます。
② 伝達麻酔
下顎の大きな神経束に麻酔を施し、広範囲の感覚を麻痺させる方法です。親知らずの抜歯や外科的処置に適 しています。
③ 表面麻酔
ジェルやスプレー状の麻酔薬を歯ぐきに塗り、針の刺入時の痛みを軽減するために使われます。
それぞれの方法を組み合わせることで、より快適な治療が可能になります。

●局所麻酔の仕組み
局所麻酔は、麻酔薬を歯ぐきに注射することで痛みを伝達する神経を一時的にブロックします。麻酔が効いてい る間は、その部分の痛みをほとんど感じることなく治療を受けることができます。通常、麻酔の効果は数時間持 続し、治療が終わる頃には徐々に元の感覚が戻ります。
●当院での痛みを軽減する工夫
歯科治療では麻酔注射の痛みを減らすために、当院では以下のような工夫を取り入れています。

・超極細の針を使用
麻酔の注射で痛みを感じる原因の一つは、針を刺すときの痛みです。当院では通常の注射針よりも細い「超極 細の針」を使用することで、針を刺すときの痛みを最小限に抑えています。針が細いほど、皮膚や歯ぐきに与え る刺激が少なくなり、チクッとする感覚も軽減されます。
また、針を刺す前に歯ぐきに表面麻酔を塗布することで、さらに痛みを軽減することが可能です。表面麻酔は ジェル状やスプレー状のものがあり、注射をする部位の感覚を鈍らせることで、針の刺入時の痛みを大幅に軽 減できます。
・麻酔液の注入速度を調整
麻酔注射で最も痛みを感じるのは、麻酔液を注入する瞬間です。一気に麻酔液を注入すると、歯ぐきの内部の 圧力が急激に変化し、激しい痛みを伴うことがあります。そこで当院では電動注射器を使用し、コンピューター制 御によって麻酔液をゆっくりと一定のスピードで注入しています。これにより、痛みを最小限に抑えることが可能 になります。
また、麻酔液の温度も重要なポイントです。冷たい麻酔液を注入すると刺激が強くなり、痛みを感じやすくなるた め、当院では体温に近い温度に温めた麻酔液を使用しています。これにより、さらに快適に治療を受けることができます。
・痛みを感じにくい部位を狙って注射
麻酔注射を行う際、歯ぐきの中には痛みを感じやすい部分と感じにくい部分があります。当院では、固い歯ぐき と柔らかい歯ぐきの境目など、比較的痛みが出にくい部位を狙って注射を行います。これにより注射時の不快感 を減らし、患者様がリラックスして治療を受けられるよう配慮しています。


●局所麻酔の副作用と注意点
局所麻酔は安全性が高い方法ですが、まれに副作用が生じることがあります。代表的なものとして、以下の点 が挙げられます。
・一時的なしびれ
麻酔が切れるまでの間、しびれが残ることがあります。通常は数時間で回復しますが、長時間続く場合は歯科 医に相談しましょう。麻酔の影響が残っている間は、誤って頬や舌を噛まないよう注意が必要です。
・軽い腫れや内出血
注射部位が軽く腫れたり、内出血を起こすことがあります。これは針を刺す際の刺激や、血管への影響によるも ので、通常は数日以内に自然に消えます。冷やすことで症状を和らげることが可能です。
・アレルギー反応
極めて稀ですが、麻酔薬に対するアレルギー反応が出ることがあります。症状として、発疹、かゆみ、呼吸困難 などが現れる場合があります。過去に薬物アレルギーがあった方は、事前に歯科医師に伝えておくと安心です。


・心拍数の変化
一部の麻酔薬には血管収縮剤が含まれており、一時的に心拍数が増加することがあります。特に高血圧や心 臓疾患のある方は、事前に医師や歯科医師へ相談するようにしましょう。
治療後に違和感や異常が出た場合は、すぐに歯科医師に相談してください。

●まとめ
局所麻酔は、歯科治療の際に痛みを抑えるための重要な手段ですが、注射そのものの痛みが気になる方も多 いかと思います。当院では、超極細の針や電動注射器、温めた麻酔液、表面麻酔の使用など、さまざまな工夫 を取り入れることで、患者様ができるだけ快適に治療を受けられるよう努めています。
また、麻酔が不安な方には事前に詳しく説明を行い、安心して治療を受けていただけるよう配慮しています。 歯科治療に対して不安を感じている方は、ぜひ当院までご相談ください

 

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パール歯科医院 理事長 藤田陽一

インビザラインのカウンセリングで確認しておくべきポイント

みなさま、こんにちは

川崎市「小島新田」駅から徒歩1分のパール歯科医院です。

当院は、歯を守りたい、健康を実現したいと願う方の歯科医院で、担当歯科医師・歯科衛生士があなたの健康をサポートいたします。

 

今回は、インビザライン矯正を検討している患者様のカウンセリング時に確認しておくべき重要なポイントについてご紹介します。

インビザラインは目立たない矯正治療として、多くの人々に支持されています。しかし、その治療の成功には適切なカウンセリングが欠かせません。カウンセリングの場で具体的な情報を確認することで、治療に対する不安を軽減し、治療計画をより明確に理解することができます。

 

  • インビザライン治療の適用範囲と自分のケースへの適応

自分の歯並びがインビザラインで治療可能かどうかを明確にしておくことが重要です。インビザラインは、軽度から中度の不正咬合や歯列矯正に適している場合が多いですが、重度のケースや顎の骨格に問題がある場合は、他の矯正方法をおすすめする場合があります。自分の症状に適しているかどうかをしっかりと確認し、治療の限界や期待できる成果を理解することが大切です。

 

  • 治療期間と通院頻度についての確認

インビザラインの治療期間は、患者様お一人お一人の症状や治療のゴールによって異なります。治療期間の目安を提示してもらうことで、計画を立てやすくなります。また、通院頻度についても確認しておくと良いでしょう。通常、インビザライン治療では6~8週間ごとに通院することが多いですが、個人の治療計画によって異なる場合があります。

 

  • 治療中の生活への影響についての確認

インビザラインは取り外しが可能な装置です。ただ1日20時間以上の装着が推奨されています。これが日常生活にどのように影響するのかを理解しておくことが大切です。例えば、食事や飲み物の際には装置を外す必要があり、装着時間を守るためには生活習慣を見直す必要があるかもしれません。また、装置を装着している間の発音や口内の違和感にもいく分あります。これらについても、しっかりと説明を聞いてください

 

  • 治療費用と支払い方法についての確認

インビザライン治療は保険適用外となります。治療全体の費用や医療費控除・カードによる支払い・デンタルローン、またキャンセルや中断時の費用に関するポリシーについて確認しておくと良いでしょう。また、費用に含まれる内容(追加の調整やリテーナーの料金など)についても説明を受けることが大切です。

 

  • リテーナーや治療後のケアについての確認

インビザライン治療後、歯並びがよくなってもその歯並びを維持するためにリテーナー(保定装置)が必要になります。リテーナーの装着期間や使用頻度についても事前に確認しておくとよいでしょう。治療終了後のリテーナー装着が不十分だと歯が元の位置に戻ってしまうリスクがあるため、歯科医師の指示に従うことが重要です。

 

  • 緊急時やトラブル時の対応についての確認

治療中に装置が破損したり、歯や歯茎に異常を感じたりした場合もまれにあります。その際に対応についても確認しておくことが必要です。クリニックの営業時間外に問題が発生した場合の対処法や、緊急時に連絡できる体制が整っているかを事前に把握しておくと安心です。

 

  • 治療計画や目標の共有

カウンセリング時に治療のゴールや具体的な治療計画を共有します。インビザライン特有の「クリンチェック」という3Dソフト使用して詳細に説明します自分の歯がどのように動いていくかを視覚的に確認することができますし、簡単なものなら無料でも可能です

 

  • 装置の清掃方法と日常ケアのポイント

インビザラインの治療は、透明のマウスピース型装置を使用します。装置の清掃方法や日常の取り扱いについての具体的も説明を行います。洗浄方法や取り扱いの注意点を確認しておきましょう。また、装置を外した際の保管方法や紛失時の対処についても詳しく聞いておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

 

  • インビザラインの治療中に考慮すべき点

治療中は、装置の着脱を必要に応じて行います。日々のスケジュールや外出時の対応についても考慮することが求められます。例えば、外出先での食事時に装置をどのように保管するかや、旅行中に予備のトレイを携帯する必要があるかどうかなど、ライフスタイルに合わせた使用方法を指導いたします。

  • インビザライン治療の成功例や実績の確認

パール歯科医院でのこれまでの実績や成功例を参考にすることで、治療に対する信頼感が高くなります。過去の症例写真や患者の声を見せてもらい、自分のケースと類似している症例について尋ねてみるのも良いでしょう。治療後の仕上がりのイメージを具体的に持つことで、モチベーションを維持しやすくなります。

 

  • まとめ

インビザラインのカウンセリングでは、治療の適応範囲や費用、治療後のケアに至るまで、幅広い情報を確認することが重要です。説明に対しての質問は遠慮なく行ってください。治療中や治療後のケアについても具体的なアドバイスを受けることで、理想的な歯並びを手に入れる準備を整えましょう。

インビザラインでの歯列矯正にご興味のある方は、お気軽に当院までお問合せください

パール歯科医院では、見た目に問題がなく痛みもあまり出ないインビザラインで歯列矯正する患者様が増えています。

インプラント治療で噛み合わせを回復させる重要性

みなさま、こんにちは

川崎市「小島新田」駅から徒歩1分のパール歯科医院です。

当院は、歯を守りたい、健康を実現したいと願う方の歯科医院で、担当歯科医師・歯科衛生士があなたの健康をサポートいたします。

今回は、インプラント治療と噛み合わせと噛み合わせが治療に与える影響について話します。

 

目次

1.はじめに

2.噛み合わせの役割

3.インプラント治療と噛み合わせの関係

4.噛み合わせを適切に調整する重要性

5.噛み合わせを良好に保つために

6.まとめ

 

1.はじめに

インプラント治療は顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せて失った歯を補う治療法です。その利点は、自分の歯のようにしっかりと噛むことができる所や、見た目の自然さにあります。そしてインプラント治療を成功させるためには、噛み合わせの調整が非常に重要です。

2.噛み合わせの役割

噛み合わせとは、上下の歯が接触する状態を指します。食事の際の効率的な咀嚼や、発音のサポート、口腔内の健康維持に噛み合わせは欠かせません。噛み合わせが良好であれば、歯や顎、周囲の筋肉や関節に均等な力が加わり、無理なく自然に機能します。

一方、噛み合わせが乱れると以下のような問題が生じることがあります。

・歯のすり減り、歯の移動による叢生

・顎関節症が原因の顎関節痛や異常音

・咀嚼効率の低下による消化不良

・筋肉の緊張や頭痛

・虫歯や歯周病

インプラントを含む歯科治療では、噛み合わせを最適化することが他の歯も含め長期的な健康を保つ鍵となります。

 

3.インプラント治療と噛み合わせの関係

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療です。天然の歯と同じように機能することが期待されますが、噛み合わせが適切でない場合、以下のリスクが高まります。

・過剰な負荷によるインプラントの破損や緩み

噛み合わせが不均衡だと、インプラントに過剰な力が集中することがあります。それにより人工歯の破損や、インプラント体と骨との結合部分にストレスを与え、緩みや脱落だけでなくインプラント周囲炎の原因となることがあります

・顎骨への負担

インプラントは顎骨に固定されています。噛み合わせが悪い場合、特定の箇所に過度な力がかかり、骨の吸収(骨が減る現象)を引き起こす可能性があります。これは、インプラントの長期的な安定性に悪影響を及ぼします。

・周囲の歯や組織への影響

インプラントの噛み合わせが調整されていないと、周囲の天然歯や歯ぐきにも悪影響を及ぼすことがあります。たとえば、周囲の歯が移動したり、歯肉に負担がかかり退縮する可能性があります。

 

4.噛み合わせを適切に調整する重要性

インプラント治療では、噛み合わせの調整も非常に重要です。

・精密な診断

インプラント治療前には歯科用 CT スキャンや顎模型を用いた咬合分析を行い、噛み合わせの状態を正確に把握します。これにより、インプラントが適切な位置に埋め込まれるよう計画を立てます。

サージカルテンプレートを用いる場合もしばしばあります。

・クラウンの形状と配置

インプラントの上部構造とよばれる人工歯は咬合のバランスを考慮して設計されます。噛む力が均等に分散されるよう、形状や高さを細かく調整します。

・治療後の調整

インプラント治療後も口腔内の環境は変化します。定期的なメンテナンスを通じて噛み合わせの状態を確認し、必要に応じて調整を行います。インプラントの長期的な安定性には不可欠です。

 

5.噛み合わせを良好に保つために

噛み合わせを保つためには、治療後のメンテナンスも重要となります。以下のポイントを意識することが重要です。

メンテナンスの受診

インプラントは一度治療が完了したらそれで一生もつとは限りません。定期的な検診を欠かさず行うことで、良い状態を長く維持できます。インプラントの状態や噛み合わせを定期的にチェックしてもらうことで、問題を早期に発見し対応できるでしょう。

・正しい歯磨きとケア

噛み合わせを良好に保つためには、インプラント周囲の清潔をプラーク除去も大切です。歯周病が進行すると、インプラント周囲炎が発生し、噛み合わせに影響を与えることがあります。歯ブラシで磨くだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシといったツールを有効に活用し、また、定期的に歯科医院での専門的なクリーニングを受けましょう。

・過度な力を避ける

固いものを噛む習慣や、歯ぎしり・食いしばりは、インプラントと噛み合わせに悪影響を及ぼします。必要に応じて就寝時使用のマウスピースの使用も検討しましょう。

 

6.まとめ

インプラント治療は、失った歯の機能をと審美性を取り戻すための画期的な治療法です。しかし、治療の成功には噛み合わせの調整が欠かせません。適切な噛み合わせを実現することでインプラントの耐久性が高まり、周囲の歯や組織への負担も軽減されます。噛み合わせに不安がある方やインプラント治療を検討している方は、ぜひ専門の歯科医院で相談してみてください。

パール歯科医院では、患者様が安心してインプラント治療を受けられるよう、安全性に重きを置いて治療を行っています。これまでに多数の症例を扱ってきた実績もございますので、治療方法や費用についてのご相談はお気軽にお問合せ下さい。

 

パール歯科医院 インプラント治療7つのこだわりについて

https://www.pearl-dental-clinic.net/subject/implant2/

 

パール歯科医院 インプラント症例について

https://www.pearl-dental-clinic.net/case/

 

パール歯科医院

日本口腔インプラント学会 認定インプラント専門医 

院長  藤田陽一

院長紹介 https://www.pearl-dental-clinic.net/dr/

 

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