歯の豆知識ブログ

審美歯科

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

今日は審美歯科について

書かせていただきますね。

 

最近、街中で色々な

歯科医院の宣伝広告を目にします。

 

その宣伝広告の中の診療科目として、

審美歯科という分野を

宣伝している歯科医院が

多くあると思いますが、

その審美歯科とは

一体どのような診療をするのでしょうか?

 

審美歯科とは、見ためなどに重点を置き、

より美しい口元に仕上がることを目標とした

歯科治療のことを指します。

 

例えば 、何年か前に詰めた銀歯を白くしたい、

歯と歯ぐきの間の黒い部分をキレイにしたい、

前歯の形や色が気になる、

全体的に歯を白くしたい など、

通常の歯科治療よりも見た目の改善を

重視するのが審美歯科診療です。

 

保険治療の場合だと、

保険の適用される材料と治療方法で

機能的な回復を目指すので、

金属が見えてしまったり、

時間の経過とともに変色してしまったりと、

審美的には考慮されません。

 

一方、審美歯科では、

自費治療が中心になります。

 

 

1.ホワイトニング 

 

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ホワイトニングとは、

歯専用のジェルで歯の漂白を行う治療です。

歯の表面のエナメル質をより白くすることで

審美性を向上させます。

専用のマウスピースを作成し、

その中にホワイトニングジェルを入れ、

2週間、12時間程度使用していただきます。

 

 

2.セラミック治療

 

歯の一部分や周囲をぐるりと削り、

セラミックで作られた詰め物(インレー)や

被せ物(クラウン)を装着する治療です。

歯の色を明るくするだけでなく、

歯並びや歯の形も

きれいにすることが出来ます。

 

セラミック治療は、保険適用の銀歯や

プラスチックのように長い間使用した場合に、

変色や歯ぐきの黒ずみを引き起こさず、

自然な色と、明るい白さを持っています。

また近年、銀歯が原因のアレルギーが

クローズアップされています。

セラミック治療は審美的だけではなく

健康に対しても大きく寄与します。

 

 

3.スマイルデンチャー

 

ノンクラスプ・デンチャーとも呼ばれ、

従来の入れ歯についている金属部分を

半透明の材質にした、

自費診療による入れ歯です。

強度と柔軟性を併せ持ち、

薄く作ることができるため、

違和感が少なく心地よい装着感が得られます。

目立たない入れ歯で、口元の美しい

自然な笑顔を取り戻します。

 

金属を使用していないので、

金属アレルギーの方でも

安心して使用できますが、

その反面修理が難しいという欠点もあります。

 

 

4.ラミネートべニア

 

歯の表面を薄く削り、

セラミックのシェルを貼り付ける方法です。

軽度の歯並びの改善も可能です。

簡単に審美性を向上させますが

咬み合わせが難しい人には

あまりお勧めできない点もあります。

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5.矯正治療

 

歯にブラケットという装置を取り付け、

そこにワイヤーを通したり

入れ歯のような装置を使って

アゴの成長を促したりして

歯並びをきれいにする治療です。

審美性が向上するだけではなく、

虫歯や歯周病の予防や

正しい咬み合わせのなど

メリットが大変大きい治療法です。

 

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いくつか紹介させていただきましたが、

審美歯科には多くの治療方法があり、

その方法によってはそれぞれ

メリット・デメリットがあります。

 

審美歯科治療に興味のある方は、

そのメリットやデメリットを、

かかりつけの歯科医院に

相談してみてはいかがでしょうか?

美しく健康的なお口に

なれるかもしれませんよ。

 

 

虫歯と予防

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

今までもこのブログで虫歯について

何度か書かせていただいてますが、

本日は虫歯と予防に焦点を当てた内容で

書かせていただきますね。

 

虫歯は何が原因で

歯が痛くなってしまうのか

皆様はご存知ですか?

 

虫歯に対して根本的な原因などを

知らない方もいらっしゃるかと思います。

 

虫歯は食べかすに含まれる糖を

エサにしています。

増えた歯垢が

カルシウムを溶かす酸を出し、

歯の表面を溶かし(脱灰)、

また溶かされた歯は唾液の働きによって

元に戻ります(再石灰化)。

 

歯は物を食べるたびに脱灰と再石灰化を

繰り返しています。

 

このバランスが崩れたときに虫歯になります。

 

初期の虫歯であれば修復されますが、

初期症状では痛みもないため、

放置してしまうことがほとんどです。

 

歯垢が溜まっているのに

毎日の歯みがきを怠ると

どんどん悪化し激しい痛みがでてきます。

 

また細菌が歯の神経に入り、

神経がダメになってしまった場合、

大事な神経を

抜かなくてはいけない場合もあります。

 

虫歯が悪くなればなるほど

周りの歯にも悪い影響を与え、

噛む力も弱くなってしまうため、

身体にも負担をかけてしまいます。

 

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虫歯はとても身近な病気で

日本人のほとんどは虫歯の経験をしています。

 

なるべく虫歯にならないためにも

お口の環境を整えていきましょう。

 

また、日々の歯磨きを頑張っても

プラークや歯石は完全には取れません。

 

プラークや歯石を取り除くには

歯医者さんで専用の器材を

使う必要があります。

 

プラークや歯石を放っておくと、

虫歯や歯周病が進行し、

歯茎がさがる原因にもなってしまうんです。

 

大事なことは、悪い部分をしっかり治療し

口腔内環境をコントロールすることです。

 

そのためには虫歯にならないように

定期的に歯科健診を

うけることをおすすめします。

 

歯科健診では、

歯磨きのやり方や注意点をお教えします。

また食生活のアドバイス等を聞いて、

虫歯を最小限にくいとめることができ、

歯を削らなくてもすむ場合もあるのです。

 

▼予防

虫歯予防のために

日頃から注意するべきことは、、、

    

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  • 唾液が循環するように、口の中を乾燥させない。
  • 歯ブラシをしっかり上手にかける。
  • カルシウム不足にならないように、食事には気をつける。
  • 砂糖はなるべく控える。
  • 食べたらすぐに歯磨きをする。
  • 痛いから歯医者さんに行くのではなく、痛くならないために歯医者さんでの健診をうける。

 

虫歯予防の方法の一つとして、

まずは虫歯になるメカニズムを知り、

無理なく日常生活の中で

虫歯予防を自然に取り入れ

予防を習慣化することが大事です。

 

虫歯で悩まず快適な生活を送るためにも

歯科医院へ通い、

正しい習慣を身につけましょう。

 

皆様が健やかな毎日を過ごせるために。

 

 

歯ブラシと歯磨きの歴史

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

今日はちょっとした雑学、

歯磨きや歯ブラシの

歴史について書かせていただきますね。

 

毎日皆さんがする歯磨きと

その際に使う歯ブラシ。

身近な習慣について知らないことって

意外と多いですよね。

 

人はいつから歯磨きするという習慣を

身に付けたのかご存知でしょうか?

 

歯磨きの歴史は紀元前と言われ、

紀元前1550年頃には

古代エジプトの医学書にも

その歯磨きについて書かれているそうです。

 

紀元前5000年前のバビロニア人は

食前に必ず麻の繊維を指に巻き、

歯の清掃をしていたといわれます。

 

さらにはバビロニア人からギリシャ人に

その習慣は受け継がれ、ギリシャ人は

その習慣にうがいと歯のマッサージを

付け加えたのです。

 

わが国では平安時代の医学書に

歯磨きの記録が記され、

それの記録が日本最古のものと

言われています。

 

江戸時代になると

それまで僧侶や貴族の宗教儀式の一環として

行われていた歯磨きが庶民の間でも

習慣化していったそうです。

 

太古の時代から

お口を清潔に保つ重要性は

人々に理解されていたようです。

 

では歯磨きの際に使う歯ブラシは?

 

歯ブラシは紀元前3000年頃の

エジプト人がつかっていた

チュースティックと

紀元前500年頃に釈迦の弟子達が

使用していた歯木(しぼく)が

ルーツとされています。

 

その歯木は仏教伝来と同時に

538年に日本にはいってきました。

初めは密教の僧侶が礼拝の際に

身を清める儀式の一つとして

その習慣が根付いたようです。

 

その後江戸時代にはいり

木の文化の国といえる日本独特の発想で

房楊枝(ふさようじ)が考案されました。

房楊枝は木の幹を割って小枝を房状に

加工したものが使われていました。

 

日本では歯ブラシとしての概念はなく、

楊枝として広まり、

ブラシとして認識されだしたのは

明治23年にある大阪の会社が

歯刷子(はぶらし)という名称での出品が

きっかけでした。

 

最初の歯ブラシは

馬毛や豚毛が使われており、

戦後になると樹脂の柄とナイロン毛の

歯ブラシが一般的になりました。

 

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またテレビのコマーシャルなどで

一般の方にも最近なじみ深くなってきた

電動歯ブラシも

1960年台にヨーロッパで開発されました。

2000年以降、電動歯ブラシは

一般にかなり普及されています。

 

現代のテクノロジーにおいて

その電動歯ブラシもまた日々

進化し続けています。

 

歯磨き、歯ブラシの歴史について考えると

歯を大切にすることの重要性は

どの時代の人間も理解していたようです。

 

ただ昔は現代に比べて

糖分が低い食事が多かったため

虫歯になっている人は少なかったようです。

 

ですから現代人の我々にとって、

歯磨きや歯ブラシの使い方は

とても大切なのです。

 

歯ブラシはたくさん色々な種類があります。

 

どのような歯ブラシが自分に合うのか

気になる方はかかりつけの歯科医院で

先生にたずねてみましょう。

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歯周病

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

前回のブログで歯周病と喫煙の

関係について書きましたが、

今回は歯周病について詳しく書きますね。

では歯周病ってどんな病気?

 

昔は歯槽膿漏ともいわれていました。

歯周病は歯肉と歯の間にたまった

歯垢(プラーク)という細菌が

引き起こす歯の病気です。

 

細かく分けると、

歯肉のみに炎症がでる『歯肉炎』と

歯根膜(歯根との間にある薄い膜)や

歯槽骨(歯を支えている骨)にまでに及ぶ、

『歯周炎』があります。

 

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これらは痛みがなく静かにやってきます。

 

アメリカでは

Silent Disease(無症状疾患)よばれて、

悪化するまで症状を起こさない病気

として有名です。

 

痛みがない故に放っておくケースが多く、

歯周病が進行してしまうのです。

 

しかも実は成人の大部分が

歯周病だと言われているんです。

 

症状は最初歯肉が腫れて、

歯磨きの時に出血がみられます。

 

それを放置しておくと

今度は歯肉からの出血に膿が混じり、

口臭が強くなります。

 

それをさらに放置すると

歯を支える骨が溶け出し、

いずれは歯が動揺をはじめます。

 

ここまでくると、

大事な歯を抜かざるを得ない

リスクがかなり高くなってしまい、

自覚症状がないので

どんどん進行してしまいます。

 

また歯周病は心筋梗塞、

糖尿病や高血圧のリスクも上昇させますので、

油断できない病気なのです。

 

皆様のお口は大丈夫ですか?

 

ここで歯周病チェックをしてみましょう。

 

歯周病は怖い病気なので

歯やや歯ぐきの状態を観察してみてください。

 

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  • 歯を磨くと血がでる
  • 口臭がある
  • 歯肉が腫れたり、痛みがある
  • 歯がぐらついている
  • 冷たい飲み物で歯がしみる
  • 膿がでる
  • 口の中がネバつく
  • 歯が長く伸びてきた
  • 歯と歯の間に物がはさまりやすい
  • 歯肉が赤い

などチェックするポイントは

まだいくつがありますが、

これらの中でいくつかあてはまれば

注意が必要ですので、

早めに歯医者さんに相談しましょう。

 

▼歯周病の予防と対策

 

歯を失う原因の多くが歯周病からきています。

まずは歯医者さんで

歯の磨き方を指導してもらい、

丁寧に歯を磨くことを心がけましょう。

 

定期的に歯医者さんに通い、

大切なお口のメンテナンスも

してもらいましょう。

 

また、免疫力が低下すると

歯周病は進行していきます。

 

現代病である、ストレスや

メタリボリックシンドロームも

歯周病の原因のひとつになっています。

 

喫煙も歯周病の進行を進めるので

できれば禁煙しましょう。

 

適度な運動やしっかりとした睡眠をとるなど、

規則正しい生活を送ることも大事です。

 

歯周病の自覚症状がなくても、

早めに対処することで大切な歯を抜かずに

済むかもしれません。

 

また全身の健康の為にも

早期の治療が大事になってきます。

 

歯は一度失うと二度と戻ってはきません。

自分の歯は自分でしっかり守る意識が

とても大事なんです!

 

歯医者さんと一緒にケアしていき、

より良い歯の健康を守りましょうね。

 

 

喫煙と歯周病

 

こんにちは。

川崎区小島新田のパール歯科医院です。

 

本日は喫煙と歯周病の関係について

書かせていただきますね。

 

タバコは「100害あって一利なし」

といわれるほど、

我々の身体に悪影響を及ぼす

存在だと広く知られています。

 

喫煙は肺がん、胃がん、心筋梗塞、脳卒中、

胃潰瘍、など全身の病気のリスクがあります。

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タバコの煙には50種類以上の

発がん性物質が含まれています。

 

しかもタバコの煙は

人への発がん性が証明されている、

発がん物質第一群に分類されています。

 

これらはヒ素やダイオキシン、

アスベストといった

健康被害を及ぼす物質も含まれています。

 

タバコはこれらと同じ分類なので、

いかに危険かということがわかります。

 

ではお口とタバコの関係はどうでしょうか?

 

タバコは歯と歯ぐきにとっても大敵です。

 

タバコは歯垢(プラーク)をつきやすくして、

歯茎の炎症、黒ずみ、

そして口臭を誘発します。

 

喫煙すると歯肉の腫れや出血が見た目以上に

抑えられ、歯周病に気づきにくくなります。

 

また、治療をおこなっても

タバコを吸わない人より

歯肉の治りは悪く、

治療効果の現れも低いのです。

 

なぜこのようになるのでしょうか?

 

それはタバコの煙に含まれる一酸化炭素が

身体の組織への酸素の供給を妨げ、

タバコに含まれるニコチンが

免疫力を低下させて

傷を治す細胞の働きまで抑えてしまうので

傷の治りが悪くなります。

 

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つまりタバコを吸う人は

歯を失う覚悟が必要になってしまうんです。

 

ではなにが一番リスクをさげるのでしょうか?

 

それはシンプルに喫煙しないことです。

そして喫煙者は禁煙することです。

 

たとえ非喫煙者であっても

受動喫煙によって歯周病のリスクは

3.6倍も高まります。

 

喫煙者の皆様はそこもふまえて、

禁煙を心がけてみてくださいね。

 

禁煙すると、歯周病のリスクが約40%減り、

治療経過も非喫煙者と

何ら変わりがなくなります。

 

禁煙することで口腔内環境の改善ができ、

歯肉の炎症がおさまり、口臭もなくなります。

 

その他にも免疫力の向上、

美肌効果、髪の健康、寿命の延長などが

研究結果でわかってきています。

 

百害あって一利なしのタバコですが、

「タバコミュニケーション」という言葉に

代表されるようにコミュニケーションの

潤滑油として機能するなどはありますが、

身体にとって有害なのは

ほぼ疑いようのない事実なんです。

 

今までの内容を含め、

どうしても禁煙できない方は

歯周病などのリスクは高まりますが、

歯科医院での定期的な歯石の除去と

より丁寧なブラッシングをしてください。

 

自分や周りの健康考え、

タバコはやめましょう。

 

禁煙して歯周病などのリスクから離れて、

健やかな毎日を

過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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