予防歯科
こんにちは。
川崎区小島新田のパール歯科医院です。
本日は予防歯科について、
書かせていただきますね。
本当の予防歯科は、
虫歯の進行を止めて
削る必要のある虫歯になってしまう前に、
削る必要のない虫歯のままで
キープすること!
にあります。
実は、なりかけの虫歯であれば
お口の中の環境を整える事で「治る」
と今はみなされているんです。
以前までとは違って、
現在では歯の石灰化という考え方が
一般的とされています。
この考え方とは、
ごく初期の虫歯であれば、
唾液中のカルシウムイオンや
リン酸イオンが歯に再付着して、
溶けかかった歯を自然に
修復してくれるというものです。
これは過去にはなかった考え方なのです。
「虫歯だけど、
歯医者さんが削らなくていいって」
歯科の検診から帰ってきたお子様が
こう言ったら少し心配になりませんか?
「虫歯が大きくなったら
どうするのかしら?」
とおっしゃる親御様も多いかと思います。
虫歯になったといっても
その状態はピンからキリまであります。
ごく初期の虫歯は
歯の表面のエナメル質が
変色するのみです。
このレベルなら、削る必要ありません。
なぜなら削ってしまった歯は
もう元には戻らないからです。
虫歯を削る決断というのは慎重を要します。
ここで大事なのは、
「虫歯にならないための歯科診療」
を受ける事です。
①治療が終わったからもう安心!
と油断しないでください。
詰め物や被せ物をしても、
その隙間から虫歯が
再発してしまうこともあるんです。
お口の中の健康状態や
日々のケアのやり方が大切になります!
②原因を把握して
虫歯にならない環境下に、
コントロールすること。
キシリトールを使った虫歯菌の抑制や
日々の食事の習慣、
あるいは唾液の力など
本当の原因を突き止め、
改善する必要があります。
しっかりと原因を調べて、
虫歯にならないためには
どうすべきか知り、
対策をしないといけません。
③正しい歯ブラシの習慣
毎食後のブラッシングは、必須です!
以前も書かせていただきましたが、
食後3分以内に歯磨きをすることで、
虫歯になるリスクをグッと下げられます。
また、デンタルフロス、歯間ブラシ、
タフトブラシなども使用してみて下さい。
歯ブラシではなかなか落としづらい
歯の隙間の汚れも落とすことができます。
しっかり磨くと実は15分近くかかるんです。
磨き方は、
スクラビング法あるいはバス法で、
どちらも歯ブラシを小刻みに動かして
毛先がしっかり歯と歯の間に届くように
しっかりと磨きましょうね。
歯科医院で虫歯にならないための
歯科診療を受けて、
虫歯の予防をしていきましょう。
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