歯の豆知識ブログ

虫歯じゃないのに歯に違和感…なんで?

 

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

虫歯ができていないのに、

歯がしみたり、違和感がある方が

いらっしゃるかと思います。

 

これは歯ぎしりが原因かもしれません。

 

歯ぎしりの自覚症状のある人は

ごく一部と言われています。

 

無意識に歯ぎしりや

食いしばりをしている人は

特に注意が必要です!

 

アゴを大きく動かして

「ギリギリ」「ボリボリ」

「コリコリ」といった軋む音がするならば、

それが歯ぎしりです。

 

歯ぎしりが起きる際には、

咀嚼に関わる筋肉の異常な緊張が見られます。

 

歯ぎしりは咬み合わせが変化したり、

かぶせた物が合わなかったりしたときや、

ストレスを抱えている人に

多く見られる症状と言われております。

 

歯ぎしりは、睡眠の質を落とし、

妨害するだけでなく、

確実に歯や顎関節に

何らかのダメージを与えるのです。

 

また、起床したあとに、

肩こりや頭痛がある場合も

歯ぎしりが原因と言われております。

 

歯ぎしり、食いしばりを

強くされる方の歯には磨耗が起こり、

歯が欠ける、折れる、割れる、

知覚過敏の症状がでる、

歯周病が悪化しやすい顎関節症の誘発など

様々な症状が出ることもあります。

 

hagi3.png

 

 

では、歯ぎしりの治療法や対処法とは?

 

一般的な治療方法としては、

「スプリント」と呼ばれる

マウスピースを装着して寝る方法があります。

 

歯を守り、あごの位置も安定するので、

しっかりと睡眠も取れます。

ただお口の中に何かを入れて

寝るわけですから、

最初は異物感があり、

慣れるまで少し時間がかかることもあります。

 

他にも歯ぎしりの原因として考えられるのは、

歯の噛み合わせの悪さです。

 

乱れた噛み合わせを治すことで

歯ぎしりを治療していく方法もあります。

 

治療方法として、

噛み合わせの悪い歯を調整したり、

高さの合わない被せものを再度作り直して、

上下左右の噛み合わせの

バランスを合わせます。

 

歯ぎしりの治療の1つに

歯ぎしりの矯正もあります。

 

根本的に完治、

改善させることを目的としており、

専門の矯正器具を使って

歯並びや噛み合わせの悪さを治療します。

 

矯正器具を使用して

負担をかけない程度に少しずつ、

ゆっくりと歯を正しい位置へと

動かしていきます。

 

治療後は80%以上の人に

症状の改善が見られたといわれており、

歯ぎしりの根本的な治療方法として

かなり有効と言えます。

 

他にも薬物を筋肉に注射する方法や

ストレスを解消することで

歯ぎしりを治す治療方法などが

研究されています。

 

はぎ2.jpg

 

残念ながら

歯ぎしりを完全に無くす治療法は

未だ見つかっていません。

 

なぜなら歯ぎしりは

睡眠と密接に関わっているからです。

 

睡眠にはまだ解明されていない

メカニズムが多くあります。

 

また近年、

歯ぎしりは必ずしも悪いものではなく、

ストレス発散のための生体反応で、

適度な歯ぎしりをコントロールすることが

大切だとも考えられています。

 

ただし、歯ぎしりのひどい人は

歯が折れてしまうことや

口が開かなくなってしまうこと

ありますので、

歯ぎしりでお悩みの方や、

顎が痛い・歯がしみるなどの症状がある方は

早めにかかりつけの歯科医院に

相談してみましょう。

 

 

 

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